柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2011年9月12日(月)
ゴーヤがお洒落に大・変・身!
4ヶ月ほど前の5月25日から、めぐろ区民キャンパスでは、
節電の一環として「緑のカーテン」を作るために、ゴーヤを育てて
います。
7月末には収穫が出来るほど、立派に成長しました。
さて、ゴーヤといえば、見かけはゴツゴツ、中身は苦い。そんな武骨な野菜の代表格ですが、手にかける人の腕によって
こんなお洒落に、優雅にアレンジできるのです。
今回特別に、ゴーヤの料理に協力してくださったのは
めぐろ区民キャンパスの1Fにあるイタリアンレストラン
『コミューン・ナチュレ』。
まずは食卓を彩る、フラワーアレンジメントから。
黄色に色づいたものや曲がったもの。
食べられないからといって捨てないで!
白いお皿に飾れば、ほら、こんな素敵なアレンジメントに。
あるがままの自然の姿が、一瞬にしてアートになっています。
ゴーヤ料理ってゴーヤチャンプルーだけじゃないんです。
こんなイタリアンなフルコースはいかがでしょう?
まずは魅惑のアンティパスト(前菜)。
上から時計回りに、
○ゴーヤのフリット(素揚げ)
○ホタテとゴーヤのピンチョス。イクラ添え。
○ゴーヤのオイルマリネ。レモン風味のオリーブオイルを使用。
○ゴーヤのリピエーノ。リピエーノとは詰め物のこと。ゴーヤのムースが入ってます。
お酒を飲まれる方なら、ここでシュワシュワの泡のお酒を合わせたくなる
気分、になりますよね!?
お次はゴーヤのフェットチーネ。
鶏肉とゴーヤのゴマソース和え。
しっかりとした歯ごたえのある手作り生パスタは、すりおろしたゴーヤが
練り込んであります。
もっちもちのゴーヤのラビオリ。
リコッタチーズと海老を添えて。
赤い海老と濃緑のゴーヤの細切りが彩りを加えています。
ロッソ!(イタリア語で”赤”の意。)
情熱の色。
定番のパリパリのピッツア。
ビアンコ!(イタリア語で”白”の意。)
上品な色合い。
赤のピッツアが薄焼なら、こちらは厚焼きの生地を使って。
待ってましたのデザートのお時間!
絶対に外せないドルチェ。本日はゴーヤのプリンです。
ドルチェとは、イタリア語で”甘い、優美な、優しい、柔らかい”という意味。
あの男まさりなゴーヤが、こんな繊細なデザートに変わるとは!
まさかの大変身です。
しめくくりの2品目は、ゴーヤのシフォンケーキ。
夏のフルーツ、パパイヤとメロンを添えて。
口の中で今にもふんわりとろける感じが見ただけで想像できます。
いかがでしたでしょうか?
「緑のカーテン」作り、食べられる植物なら、二度おいしい。
これは今回のゴーヤ育成経験を通して、職員が心底感じたことです。
是非、皆様も「緑のカーテン」を作って、節電協力、エコな環境作りに
チャレンジしてみませんか。
では、また!Ciao!
★取材協力★ めぐろ区民キャンパス1F イタリアンレストラン 『コミューンナチュレ』
事業課 余村