柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2011年9月22日(木)
人形の表情に惹き込まれました。
財団共催、公益財団法人北野生涯教育振興会主催公演「伝統文化『文楽』に親しむ」が、9月20日中目黒GTプラザホールにて開催されました。
当日は、台風が近づく中ではありましたが、多くの方に足を運んでいただき、大好評のうちに終了することができました。
東京の国立文楽劇場で行われる本公演では、通常80人ほどの出演者が舞台に上がるそうです。
確かに、人形1体に3人が必要なので、15体あれば、それだけで45人の人が必要になるわけです。
中目黒GTプラザホールは平舞台仕様になっていますが・・・
見てください。立派な舞台が設置されました。
昼公演が間もなく始まります。
多くのお客様が足を運んでくださり、開演を心待ちしているご様子でした。
お客さまも舞台に上がり、一人扱い用人形を持ち、立ち回りを経験しました。
みなさんなかなかの腕前です。
お客様の体験コーナーの後は、いよいよ実演です。
演目は、お園のくどき「艶容女舞衣」酒屋の段より です。
90分の公演があっという間に終了しました。
お客様皆様、人形使いの豊松清十郎さんのお話に声を出して笑い、太夫さんの語りに感心し、一本の三味線から奏でられる音色に聴き入っていらっしゃいました。
本当に、大満足の90分でした。
文楽の歴史は400年あります。また、国の重要無形文化財にも指定されています。
この機会に、日本が誇る文楽の世界へと足を運ばれてみてはいかがでしょうか?
事業課 濱