柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2011年11月29日(火)
屏風から生まれた音楽と、音と絵のワークショップから生まれた音楽
屏風と音楽 -国宝上杉本洛中楽が図屏風から生まれた音楽を聴く
2011年11月20日(日)15:00
めぐろパーシモンホール小ホール
出演: 鈴木広志(Sax. Fl.)、大口俊輔(Pf, Acc.)、東保光(Bass)、小林武文(Per.)
本日、屏風はホワイエに鎮座しています。
ケースのない状態で屏風を観られるというのは、本物だったらまず無理なことです。 このような精巧な複製があることによって、今回のように展示させていただけるのです。
*この屏風についての詳細は、前日に行った「観る」プログラムの記事をご参照ください。 http://www.persimmon.or.jp/information/diary/20111129132400.html
屏風の音楽と、ワークショップで描かれた巨大な絵から音楽を創り出した音楽家4人。 屏風への作曲をした作曲家の大場陽子さんも来てくだいました。
サックス、フルートの鈴木広志さん。
ピアノ、アコーディオンの大口俊輔さん。
ベースの東保光さん。
パーカッションの小林武文さん。
前半は、5人の音楽家がつくった屏風への音楽を演奏。 五人五様の屏風の世界が表現されています。
休憩時間。
屏風と音楽を楽しんでいただけているでしょうか?
後半は、シックな前半からはガラリとイメージを変えて、衣裳もこんなかんじ。
なぜなら。 9月と10月にワークショップでつくられた、この巨大な絵からつくられた音楽だからです。 公演の日は、この絵を小ホールを出た吹き抜けの広場に展示していました。
こんな色と形がいっぱいの 「楽譜」からできた音楽は、やっぱり色とりどりの表情を持っていました。 ワークショップに参加してくれた子どもたちが音楽に合わせて楽しそうにノッている様子がステージから見えたそうです。
さいご、たくさんの拍手。
「屏風と音楽」に関わっていただいた全てのみなさま、ありがとうございました!
担当:小比類巻由乃