柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2015年3月29日(日)
北村聡(バンドネオン)+鈴木大介(ギター)公演が終了しました
2015年3月28日(土)14:30開場/15:00開演
めぐろパーシモンホール 小ホール
出演: 北村聡(バンドネオン)、鈴木大介(ギター)
【主催】(公財)目黒区芸術文化振興財団
【協賛】サッポロホールディングス
《プログラム》
1部 ― 北村聡ソロ
A.トロイロ: Sur
E.アローラス: Maipo
F.デカロ: Loca bohemia
P.マフィア: Diablito
F.デカロ: Paginas muertas
J.プラサ: Danzarín
D.スカルラッティ: Sonata K98
P.ブランチーナ: Elevación
加藤昌則: パルティータよ、永遠に
2部 ― 北村聡、鈴木大介デュオ
S.ピアナ C.カスティージョ: Silbando
A.バルディ: Nunca tuvo novio
A.ビジョルド: El choclo
三枝伸太郎: 片翼の天使
D.スキッシ: Scherzo y Tongo
A.ピアソラ: Libertango
A.ピアソラ: Cafe 1930
A.ピアソラ: Nightclub 1960
【アンコール】
P.ラウレンス: ミロンガ・デ・ミス・アモーレス
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めぐろパーシモンホールでは、クラシックだけでなくワールドミュージックやジャズ、ポップス等々、
いろいろなジャンルの音楽を楽しんでいただけるようなプログラムを企画しています。
今回は、めぐろパーシモンホールに初登場のバンドネオンの北村聡さん、そして当ホールとはいろいろご縁があるのか、うれしいことに何度もご出演いただいているギターの鈴木大介さん。実力派として認められている音楽家であり、ジャンルも活動場所も多様で幅広い音楽活動を積極的に展開されているお二人によるコンサートです。
共演することも度々あるお二人だけあって、和やかにやりとりしながらも真剣なリハーサルが続きます。
前半は北村聡さんのソロ。
タンゴの古典から、バッハと同時代の作曲家スカルラッティの鍵盤のためのソナタ、現代の日本の作曲家の作品などが並びました。
鈴木大介さんが加わっての後半では、 二人の息の合った音楽の掛け合いはもちろん、リラックスしたトークで会場からは笑いが頻発。
また今回は、日本とアルゼンチンの2人の音楽家がそれぞれ書き下ろした作品もあればタンゴの超人気曲までを聴くことのできた、この二人ならではの充実のプログラムでした。
最後に笑顔で一枚、いただきました。北村さん、鈴木さん、ありがとうございました。
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終演後、お見送りに一緒に外に出るとホール周辺の桜の花が一気に開いて、心地の良い春の夕方になっていました。
担当: 小比類巻