柿の木日記・
アウトリーチプログラム

職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。

2015年10月14日(水)

防災コミュニケーション・ワークショップを開催しました。

2015年9月29日(火)15:00~16:00
めぐろパーシモンホール 大ホールホワイエ
講師: わたなべなおこ(演出家、ワークショップファシリテーター、NPO法人PAVLIC理事)
アシスタント: 河野悟、森内美由紀
コーディネーター: 太田裕子(NPO法人PAVLIC理事)

避難訓練コンサート終了後、大ホールホワイエで、めぐろパーシモンホール初の「防災コミュニケーション・ワークショップ」を実施しました。

阪神淡路大震災や東日本大震災後から
「お互いを支え合い助け合うことができる力(共助力)」の必要性・重要性が見直されています。
そこで、誰でも楽しめるゲームを通して、災害時におけるコミュニケーションの大切さに気づき、共助力を高めることを目的としたワークショップを実施しました。
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今回のワークショップの講師、わたなべなおこさん。
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まずは、あるお題を出して、同じ人を探すゲームです。
わたなべさんから「同じ誕生月のひと~」「次は、自分を入れて兄弟は何人?」などお題が出されます。
皆さん初めて出会う方でしたが、手を挙げたり声を掛けたりして、自分と同じ誕生月を他の人に伝えて仲間を探していきます。
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次は、みんな色んな方向にバラバラで歩き、わたなべさんから「3人組を作ってください」や「大人と子どもが混じって5人組を作ってください」など指示が飛び、ゲームはドンドン高度になっていきます。自然と皆さんから「まだ3人組になってない人?」「一緒に組もう」など声が発せられます。
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最後のゲームは椅子取りゲームです。この椅子取りゲームは全員分の椅子が準備されています。そんな中まずは「2人組で椅子に並んで座ってください」と進行していきます。
次は「大人と子どもの3人組」というお題です。全員が座れるはず・・・と思ったのに、あれれ?スタッフが1人座ってしまっているじゃないですか!これでは全員が座れません。どうすればいいのでしょうか?参加者の皆さんは、座っているスタッフに声掛けをしたりして、座ることができる状況を自ら考えていきます。
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今回のワークショップの最後は、参加者同士の振り返りです。災害が発生したとき、見ず知らずの人とどうコミュニケーションを図っていくのか、ということを議論し合いました。
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災害はいつ起こるか分かりませんが、身の回りにいる方との協力は避けては通れません。
自分の身は自分で守るという防災の鉄則とともに、共助力も必要不可欠なことであると、改めて考えさせられるワークショップになりました。

講師のわたなべなおこさん、アシスタントの河野悟さん、森内美由紀さん、ありがとうございました。

担当:松浦