柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2015年11月11日(水)
大人の演劇ワークショップの模様と本番公演『マイライフ・マイステージ』のご案内
秋の風が舞う10月30日(金)、ここめぐろパーシモンホールで初めて開催される『大人の演劇ワークショップ』の初日を迎えました。
全7回に渡るワークショップの模様と最終日の公演についてご紹介します。
このワークショップでは、参加者のこれまでの道、″人生″で心に残った出来事を掘り起こし、
そこからプロのアーティストと一緒に朗読パフォーマンスに取り組みます。
◆本番11月15日(日)小ホールでの公演の詳細はこちらから→
当館では毎年、中高生を対象とした演劇ワークショップ「パーシモン・パレット・プログラム」を夏休みに開催していますが、
今回、参加型企画に定評のある桜美林大学芸術文化学群教授の能祖將夫氏をお迎えして、この大人向けのプログラムが実現しました!
8月から参加者の公募を行い、今回21名もの方々にご参加いただいています。
10代の大学生から90代の方までと、年齢も所属もさまざま。
ここに集った仲間と一緒にどんな公演が出来上がるのでしょうか、今からワクワクしますね。
この朗読パフォーマンスの基本となるのが絵本『もりのなか』
能祖さんの朗読で鑑賞し、絵本の感想を語り合いました。
この絵本がどの様に舞台に絡んでくるのか、ストーリーも含め本番の日をお楽しみに!
舞台の大筋が見えてきたところで、さっそくストーリーの掘り起こしが始まります。
掘り起こしのキーワードとなる「これまでの人生で心に残った出来事」それ以外にも、
「印象に残った景色」など、数々のお題が出され、決められた分数で語ることを繰り返し行います。
面白いもので、話し方も人それぞれ、何度も行う中で、その人の人柄や特徴がよく見えてきます。
限られた時間の中で語ることや、自分のイメージを相手に伝える事の難しさを感じながらも、
ストーリーがキラリと光るアドバイスが参加者の中で飛び交います。
本番ではここで語られたいくつかのお話の中から、とっておきの一つを自分の言葉で語ります。
そこにプロのアーティストによるピアノ演奏やダンスが加わり物語を彩ります。
どんなパフォーマンスになるのか、ぜひその目でお確かめください。
******* 公 演 情 報 *********
大人の演劇ワークショップ参加者による朗読ワークショップ
「朗読×ピアノ×ダンス マイライフ・マイステージ」
日時:11月15日(日)
1回目 12:30開場/13:00開演
2回目 16:30開場/17:00開演
会場:めぐろパーシモンホール 小ホール
出演者:能祖將夫(構成・演出・朗読)、竹村浄子(ピアノ)、井上大辅(ダンス・振付)
藤井友美(ダンス・振付)、大人の演劇ワークショップ参加者
※各回によってワークショップ参加者の出演者が異なります。
料金:全自由席 500円 (めぐろパーシモンホールチケットセンターにて発売中)
皆様のご来場を心よりお待ちしております。