柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2016年3月22日(火)
フレッシュ名曲コンサート めぐろパーシモンホール春のコンサート
日時: 2016年3月12日(土) 15時開演
出演: 山下一史(指揮)、山根一仁(ヴァイオリン)、上野通明(チェロ)、新日本フィルハーモニー交響楽団(管弦楽)
主催: (公財)目黒区芸術文化振興財団、(公財)東京都歴史文化財団(東京文化会館)
企画協力:東京オーケストラ事業協同組合
【プログラム】
ベートーヴェン バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲 op.43
ブラームス ヴァイオリンとチェロの為の二重協奏曲 イ短調 op.102
ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調 op.92
《アンコール》
シュルホフ ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲
シベリウス アンダンテ・フェスティーヴォ
**************
新進音楽家を起用し、気軽に身近な場所でクラシック音楽を楽しんでいただくことを目的として開催するフレッシュ名曲コンサート。
今回は、2010年中学校3年生で第79回日本音楽コンクールヴァイオリン部門第1位の山根一仁さん、2009年13歳で第6回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールチェロ部門日本人初の優勝・2012年第10回東京音楽コンクール弦楽部門第2位の上野通明さん、共に学んだ盟友であるお二人に出演いただきました。
新日本フィルハーモニーオーケストラ演奏のバレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲でコンサートがはじまりました。
山下一史さん指揮のもと、パワーみなぎる曲で幕開けです。
続いて、今回注目のブラームス ヴァイオリンとチェロの為の二重協奏曲イ短調がはじまりました。
共に学んだ仲だけあり、息の合った演奏に会場のお客さまも引き込まれます。
ヴァイオリンの山根一仁さん。
チェロの上野通明さん。
お二人の熱演が続きます。
演奏終了後の拍手は鳴りやまず、アンコール曲 シュルホフ ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲を披露くださいました。
熱気みなぎる会場も、テレビドラマ『のだめカンタービレ』のテーマ音楽としても知られるようになったベートーヴェン 交響曲第7番イ短調で最終曲となりました。1813年ベートーヴェン自身の指揮により初演され、熱狂的な喝采を浴びたと伝えられているだけあり、群を抜いたエネルギーある曲で盛り上がりました。
アンコール曲 シベリウス アンダンテ・フェスティーヴォでも会場より惜しみない拍手をいただきました。
事業課 石崎