柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2016年8月29日(月)
第4回めぐろバレエ祭りが終了しました -その2
2016年8月17日(水)~21日(日)
めぐろパーシモンホール 大ホール・小ホール・諸室
八雲体育館
主催:(公財)日本舞台芸術振興会
共催:(公財)目黒区芸術文化振興財団
***************
第4回めぐろバレエ祭りの模様を2回に分けてお伝えしています。
引き続き、参加イベントの様子からご覧ください。
親子向けのイベントでは、お父さんやお母さんが子どもと一緒にバレエの動きを体験する「お父さんといっしょ!」「お母さんと踊ろう!」が行われました。
バーレッスンも取り入れながら、親子で協力して一緒に体を動かしました。
子どもたちも、お父さんやお母さんの普段とは違う姿が新鮮に感じられたのではないでしょうか。 0歳から参加できる「親子でリトミック」も開催されました。
バレエ音楽に合わせて、体を揺らしたり、走ってみたり。子どもたちも保護者の方も、自然に笑顔があふれていました。 こちらは、絵本作家の永井郁子さんによる絵本づくりのイベントです。
「ねむれる森の美女」をテーマに、子どもたちがお姫さまや王子さまを描いていきます。
自分で物語の舞台を想像して描く楽しさを感じられたのではないでしょうか。バレエ用品メーカーの「チャコット」プレゼンツのイベントでは、色とりどりのストーンを使って自分でデザインする「ティアラをつくろう!」、職人さんがトゥシューズを作る様子を目の前で見られる「トゥシューズを知ろう!」が開かれました。
トゥシューズ作りの実演では、職人さんの説明を熱心にメモにとり、夏休みの自由研究にする!と話す子どもたちもいました。 最終日に行われたのは、昨年も大好評だった、子どものためのバレエ「ドン・キホーテの夢」。
登場人物のサンチョ・パンサのお話付きで、舞台を飛び出して盛り上がる驚きの見せ場もありました。
バレエ鑑賞が初めての子どもたちも、わくわく楽しんで見ていただけたのではないでしょうか。公演前には、舞台上での練習を見学できる公開レッスンや、バレエダンサーと一緒に写真撮影ができるイベントも。
公演を見るだけではない、バレエ祭りならではの楽しさを感じていただけたと思います。
バレエ祭りのフィナーレは、元モーリス・ベジャール・バレエ団の小林十市さん振付・指導の「スーパーバレエMIX BON踊り」。
やぐらが設置され、天井からはミラーボールが光る会場は、浴衣のお客様も多く、にぎわっています。
今年は新たにオペラ「ロミオとジュリエット」の音楽で踊るちょっと不思議なBON踊りも加わりました。
老若男女が一堂に会して踊るパワーで会場は熱気に包まれ、笑顔あふれるエンディングとなりました。
<めぐろバレエ祭り>は、今年もたくさんのお客様にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。
たくさんのイベントを通じて、バレエが好きな方も初めての方も、観たり、参加したり、学んだりと、バレエの様々な楽しみを感じていただけたのではないでしょうか。
お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。