柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2018年1月26日(金)
中学校職場体験 目黒区立第八中学校編
1月24、25、26日の3日間、目黒区立第八中学校の生徒さんが、パーシモンホールでの職場体験のために来館しました。
まずは館内を一通り見学してもらってから、早速力仕事です。小ホールに備え付けの展示パネルをすべて搬出し、ひとつひとつ組み立てながら不具合がないか確認していきました。パネルが大きいのでなかなか骨の折れる作業です。
ホールの備品である上敷きを広げて汚れ等を確認し、再びきれいに巻いていきます。舞台スタッフさんからきれいに巻くコツを教えてもらいました。
クロークで使う荷物預かり札に不備がないか確認した後は、1月12日に行われた「新春落語」のアンケート集計をお手伝いいただきました。「体を動かすのが好き」と言っていた生徒さんたちにはちょっとつらい作業だったかもしれませんが、地道に一生懸命集計してくれました。
2日目の朝は譜面台と椅子の点検と拭き掃除。昨日に引き続いて力仕事からスタートです。
小ホールでは音響のスタッフさんから音響操作卓の操作方法を教わり、操作することによってホールの中で実際どのような響き方をするのか自分の耳で確認しました。
3日目は小ホールの施設見学会に立ち会った後、照明のスタッフさんから照明操作卓とピンスポットの操作方法を教わり、実際にピンスポットを操作しました。
最後に今回の職場体験の感想を書いてもらいましたので下記に掲載させてもらいました。パーシモンホールの仕事を楽しんでくれたようで、スタッフとしてもうれしい3日間でした。
事業課 比留間
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<第八中学校生徒さんからの感想>
●パーシモンホールには、合唱団に入っていた時や部活などで来たことがあったので、どういうところか知っていると思っていましたが、実際裏側を見てみると、私の知らない活動がたくさんありました。特に驚いたのは「点検」です。小さな道具1つ1つでも、不足はないか壊れていないかを確認するのかとびっくりしました。普段あまり確認したりしない方なので、私にとって大変な仕事でした。この仕事を普通にこなすのはすごいと思います。そして大変だったのが「アンケートの集計」です。アンケートを書いたことはあったけれど、どういうふうにアンケートの集計をしているのか思ってもみませんでした。アンケート集計には集中力が必要でとても目が疲れてしまいます。でも終わると達成感がありました。どの仕事も大変だったけれど、達成感ややりがいを感じて、とてもいい気分になりました。
●初めてパーシモンホールの仕事を体験して、とても楽しかったです。ホールのライトの操作を体験した時、ボタンが多くてどこに何があるのか、まったくわかりませんでした。でも実際体験してみて少しわかりました。私は、これまでにパーシモンホールに何回か来たことはありますが、舞台の裏まで見たことはなかったので、見れて良かったです。パーシモンホールで仕事をして、仕事のうれしさや楽しさがわかりました。