柿の木日記・
アウトリーチプログラム
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2018年6月15日(金)
伝統文化「雅楽」に親しむを実施しました。
2018年6月9日(土)梅雨の中休み、(公財)北野生涯教育振興会主催の伝統文化「雅楽」に親しむを実施しました。
この伝統文化に親しむシリーズは、今回で10回目を迎え、「雅楽」の魅力を知っていただけるよう、演奏様式の「管弦」と「舞楽」の解説、楽器と舞楽の舞を体験できる時間を設けるなど、盛りだくさんの内容で行われました。
まずは、華やかな衣装で登場した演奏者が、雅楽で最も有名な曲の1つである「越天楽」を演奏しました。
雅楽特有のゆったりとした、また幾重にも音が重なる美しい響きを堪能した後、龍笛、筝、笙、篳篥、琵琶など各楽器についてその音色と紹介をしていただきました。
琵琶は非常に重い楽器で、かなり体力を使うとのことでした。また、果物のびわは、楽器の琵琶に形が似ていることからその名が付いたそうです。楽器の方が果物より先にあったということです。
楽器紹介の後は、陵王です。陵王は左方唐楽の代表的な一人舞で、走舞の傑作とされています。
最近では2005年のNHK大河ドラマ「義経」 のオープニング映像にも登場しました。
休憩時間には、楽器や舞を体験しました。皆さんとても楽しそうに参加されていました。
二部では管弦と舞楽を鑑賞し、雅楽の世界をたっぷりと堪能しました。
平安時代から千年以上もの時を経て、今日まで伝えられてきた日本の代表的な伝統音楽である「雅楽」。
2009年には世界無形文化遺産にも登録されています。
現代に広く伝えたいと思うと共に、歴史の深さを感じる公演となりました。
事業課 濱