柿の木日記・
アウトリーチプログラム
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2019年8月9日(金)
演劇&ダンスワークショップ「未知との遭遇」発表会行いました。
「子どものためのワークショップ2019 演劇&ダンスワークショップ」の発表会が7月27日(土)行われました。
めぐろパーシモンホール初となる演劇とダンスのコラボレーションワークショップ。
参加者・講師共に様々な刺激を受けながら8日間のワークショップの時間を積み重ね、作品作りに取り組みました。
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日時:2019年7月27日(土) 1回目 14:0開演 2回目 16:30開演
会場:めぐろパーシモンホール 小ホール
出演:公募による中高生のワークショップ参加者22名
演出:大池容子(うさぎストライプ主宰、劇作家、演出家、アトリエ春風舎芸術監督、青年団演出部)
振付:香取直登(ケミカル3主宰、振付家、ダンサー、コンドルズメンバー)
アシスタント・演出助手:芝博文、長野海
主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
演劇&ダンス発表会画像
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上演作品「未知との遭遇」
毎年お馴染みの演劇ワークショップですが、今年はダンスの要素も加わってより一層作品の魅力が増す発表会となりました。
演劇&ダンス発表会画像「教室チーム」
演劇&ダンス発表会画像「家の庭」チーム
演劇&ダンス発表会画像「カラオケボックス」チーム
公演のタイトルにもなっていますが、今回は「未知との遭遇」をテーマに、3チームに分かれて作品作りを進めてきました。
チームの中でもお芝居主体で演じる「人間」役と、ダンスが動きの主となる「正体不明のもの」役に分かれ、「人間」が「正体不明のもの」にコミュニケーションを取る、といったお話でした。
台本は3チームとも同じですが、4カ所ほどある空白をチームごとに自分たちで埋める形式の台本だったので、チームによって場所やイメージが違っていたり、「正体不明のもの」との接し方が異なったりと、それぞれでかなり印象の違う3つの作品が出来上がりました。
演劇&ダンス発表会画像「アフタートーク」
発表会では出来上がった3作品がオムニバス形式で上演されました。
また、上演後は講師と参加者によるアフタートークが行われました。
個性豊かな感想が飛び交いましたが、中でも今回のテーマにもある「未知」へのコメントが多くありました。参加者によって様々な未知との遭遇があったようです。
ダンス経験者にとっては演劇が「未知」であったり、反対に普段演劇をしている参加者にとってはダンスが「未知」であったり。またダンス経験者でもコンテンポラリーダンスは初めてで、それに「未知」を感じたというコメントもありました。
これからもきっと新しい「未知」に触れる機会があると思いますが、このワークショップで経験して、培ったものを思い出してもらえたら幸いです。
めぐろパーシモンホール インターンシップ 田中宣子