柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
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情報を発信しています。
2019年10月5日(土)
「歌舞伎でめぐる大人の演劇ワークショップ」が始まりました!
9/21(土)、23(月・祝)「歌舞伎でめぐる大人の演劇ワークショップ」を行いました。講師は、昨年に引き続き劇団「ままごと」のみなさんに加え、木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一さん。9月に2回、年明けから8回ワークショップを行い、最終日には発表会も行います。
今回のワークショップも昨年同様、参加者募集当初から応募が殺到し、定員20名に対し82名の応募がありました。その中から抽選で選ばれた25名の方が参加しています。年齢、職業、演劇経験の有無等バックボーンは様々ですが、みなさんとても真剣な表情で参加いただいています。
初回はまず劇団「ままごと」主宰の柴幸男さんから、ワークショップの内容に関する説明を受けた後、簡単なゲームで心と体をほぐしていきました。名前と好きなものを覚えるゲームなどでひとしきり頭も動かしたところで、木ノ下さんから目黒にゆかりのある歌舞伎のレクチャーを受けました。
目黒区内にはかさね塚(祐天寺)、比翼塚(目黒不動尊)、お七地蔵(大円寺)、三沢初子像(正覚寺)という歌舞伎にゆかりのある塚や石碑があります。レクチャーではその4つの歌舞伎の世界について、木ノ下さんが細かく丁寧に説明してくださいました。
お七の井戸@大円寺
比翼塚@目黒不動尊
2回目は参加者と「ままごと」のみなさん全員で区内にある歌舞伎ゆかりの場所をめぐりました。時間の都合上2か所ずつ訪れることにして、①祐天寺→正覚寺、②正覚寺→祐天寺、③目黒不動尊→大円寺、④大円寺→目黒不動尊という4つのグループにわかれました。塚や石碑だけでなく、道すがら興味をひかれたものも合わせて写真に収めてきました。
それぞれが撮影した写真を1枚ずつ選び、スクリーンに投影していきました。なかなかおもしろい写真も混ざっています。
次回は来年1月。今回の散策を元に、柴さんが新しい物語を作ってくれることになっています。どんなお話が生まれてくるのか、とても楽しみです。
事業課 比留間