柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。

2014年1月24日(金)

【アウトリーチプログラム】目黒区立月光原小学校

目黒区立月光原小学校 4・5年生 57人
日時:2014年1月17日(金) 14:00~14:55
出演:古川展生(チェロ)、山田武彦(ピアノ)
共催:NPO法人 子どもに音楽を

 【プログラム】

バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第6番より プレリュード、サラバンド

滝廉太郎: 荒城の月

ベートーヴェン: ユダ・マカベウスの主題による変奏曲 ト長調

サン=サーンス: 白鳥

フォーレ: 夢のあとに

カサド: 親愛なる言葉

ピアソラ: リベルタンゴ

*****

手を伸ばせば演奏家に届きそうなほどの距離で演奏を聴くことができるアウトリーチプログラム。

今日はチェロとピアノという組み合わせ。

チェロを初めて見た、初めて音を聴いたという子も多くいました。

古川さんがチェロについて、わかりやすく説明します。

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続いてはピアノ。

音楽室でいつも触れたり、聴いたりして身近な存在のピアノも、山田さんが弾くといつもとは違って、音が生き生きして聞こえるという声も。

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チェロとピアノが響きあい、初めて体験する一流の演奏家による演奏をみんな真剣に聴き入ります。

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質問コーナー

楽器を始めたのはいつですか?」

古川さん「9歳からチェロを始めました」

ちょうどみんなと同じ年。今日をきっかけにチェロやピアノを始めてみたいという子もいました。


「今日のチェロはどのくらい前から使っているのですか?」

古川さん「2年くらいです」

実はこのチェロ、イタリアで約300年前につくられた「ガリアーノ」という名器だと分かると、みんなから驚きの声が。

一流の演奏家による素晴らしい楽器の演奏という貴重な体験が、今日の子どもたちの心に少しでも長く残ってくれればと思います。

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担当・丸