柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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2014年1月31日(金)

【アウトリーチプログラム】 目黒区立向原小学校

目黒区立 向原小学校 4年生 41人
日時:  2014年1月17日(金) 10:30~11:30
出演: 小林武文、相川瞳、上原なな江

向原小学校の4年生を対象に、パーカッションのプログラムです。

まずは、あまちゃんのテーマと、チャンチキトルネエドというグループの曲「飛行場を越えて」の演奏を聴きます。

「あまちゃんの曲を生できけてうれしかった」

「二曲目の迫力が一番後ろでもものすごくつたわってきました」

「二曲目で三人が音楽で通じ合っているところがすごいと思いました」

等々、みんなの感想です。

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 左から、上原なな江さん、小林武文さん、相川瞳さんです。

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小林さんが珍しい楽器を持ってきてくれました。

サンバなどで使われる「クイーカ」。
一見普通の太鼓ですが、張ってある皮の真ん中に内側から木の棒が刺さっています。
この楽器、皮をたたいて音を出すのではなく、湿った布などで内側の木の棒をこすって音を出すのです。ちょっと間の抜けたようなおもしろい音です。

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 学校には、普段はなかなか触ることのない楽器もあります。

小林さんが持っているのは「ちゃんちき」などと呼ばれている楽器です。

ウッドブロックと会話しています。

相手の音をよく聴きながら真剣勝負のやりとり。といった様子。

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 みんなから好きな言葉を言ってもらいます。そして出たワードは「落花生」「天国」「五年生になる瞬間」。

これらのイメージをそれぞれが持った楽器で表現します。

たとえばトライアングルの音が劇的に変わるわけではないけれど、音の強さや長さなどで自分のイメージを表現してみます。なにより自分がそう思ってたたけば、それでよいのだ。

そして、みんなで合奏する曲名が決まりました。

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その名も

「天国の落花生が5年生になる瞬間」。

シュルレアリスムの詩の一句のようです。

 小林さんの指揮で、いくつかのグループがパターンをまねていったり、別のことをはじめたり、というのが合わさっていきます。そしてラスト、ぴたっとみんなの音がそろって気持ちよく決まりました。

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音楽にはこういう楽しみ方もあるんだ、というのを感じてもらえたらいいなと、演奏家のみなさんも担当も思っています。

 担当: 小比類巻