柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2014年7月9日(水)
【アウトリーチプログラム】目黒区立菅刈小学校
目黒区立菅刈小学校 6年生 70人
日時: 2014年7月8日(火) 13:40~14:40
出演: 古川展生(チェロ)、塩入俊哉(ピアノ)
主催:(公財)目黒区芸術文化振興財団
共催:NPO法人 子どもに音楽を
【プログラム】
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第1番より「プレリュード」、第3番より「サラバンド」
カサド: 親愛なる言葉
バルトーク: ルーマニア民族舞曲
《 楽器のお話 》
カッチーニ: アヴェ・マリア
ロジャース: 『サウンド・オブ・ミュージック』より 「私のお気に入り」
カプースチン: ブルレスク
ショパン(塩入俊哉 編曲): 別れの曲
《 質問コーナー 》
ピアソラ: リベルタンゴ
♪みんなで一緒に
宮沢和史 作詞・作曲: 風になりたい
塩入俊哉: 約束
***
菅刈小学校の音楽室です。
4年生と5年生の子どもたちがまず耳にしたのは、無伴奏のチェロの音色。
音が振動で伝わってくるのがわかる近さで、子どもたち前のめり。
本日の出演者、チェリストの古川展生さん。
チェロを始めたのは、ちょうど会場の子どもたちと同じ年頃の、小学校三年生の時だそうです。
子どもの頃から毎日何時間も練習していたというのを聞いて、自分もやってみようかなと思ったという声も。
チェロの構造や演奏方法についてもお話していただきました。
ピアノは塩入俊哉さんです。
よく一緒に演奏されているそうで、音楽もトークもとても息が合っているお二人です。
バロックからはじまり、東欧の民族音楽から題材を採ったバルトークの作品やロシアの作曲家カプースチンのジャズ風な曲、そして塩入さんがチェロとピアノのために編曲したショパンの「別れの曲」、有名なピアソラの「リベルタンゴ」まで、いろいろなタイプの音楽が並んだ盛りだくさんのプログラムです。
子どもたちが大好きな「風になりたい」を一緒に歌い、最後に演奏された、塩入さんが作曲した「約束」は、とても印象に残ったようでした。
事業課: 小比類巻