柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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アウトリーチプログラムなどについての
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2015年7月13日(月)

【アウトリーチプログラム】目黒区立田道小学校

日時:  2015年7月10日(金) 13:35~14:35
出演: 湯浅桃子(ソプラノ)、藪内俊弥(バリトン)、大野真由子(ピアノ)
主催:(公財)目黒区芸術文化振興財団
共催: NPO法人 日本声楽家協会
協賛:(公財)北野生涯教育振興会
【プログラム】
滝廉太郎作曲、武島羽衣作詞:花
弘田龍太郎作曲、鹿島鳴秋作詞:浜千鳥
山田耕筰作曲、北原白秋作詞:この道
ヘンデル:涙の流れるままに
シューベルト:菩提樹
ショパン:子犬のワルツ
プッチーニ:オペラ『ジャンニ・スキッキ』より 私のお父さん
モーツァルト:オペラ『フィガロの結婚』より もう飛ぶまいぞこの蝶々
ミュージカル『オペラ座の怪人』より スィンク・オブ・ミー
ビゼー:オペラ『カルメン』より 闘牛士の歌
モーツァルト:オペラ『魔笛』より パパパの二重唱
みんなで一緒に 「いつでもあの海は」
《 質問コーナー 》
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今回のプログラムは、日本の唱歌3曲から始まりました。
間近で聴く湯浅さんの高く美しく響くその歌声に、生徒の皆さんは驚きの表情をしていました。
湯浅
唱歌に続いて藪内さんがシューベルトの「菩提樹」を披露してくれました。
「菩提樹」は『冬の旅』という歌曲集(全24曲)の中の第5曲目の曲です。ドイツの詩人ヴィルヘルム・ミュラーの詩集にシューベルトが曲をつけたもので、『冬の旅』の中で最も有名な曲です。とても静かな曲ですが、ピアノの音色が菩提樹の葉のざわめきのようにも聴こえ、藪内さんの低く透き通る声とハーモニーを奏でていました。
薮内
「子犬のワルツ」の演奏では、大野さんから「子犬と言えばプードルやチワワが思い浮かぶと思います。子犬を散歩させているときのコロコロよく動く感じが表現されている曲なので、それをイメージして聴いてみてください」とアドバイスがありました。生徒の皆さんは、大野さんの超速で動き指にびっくりしていました。
大野
プログラム最後の曲はオペラ「魔笛」より「パパパの二重唱」。
湯浅さんのパパゲーナと藪内さんのパパゲーノの楽しそうな歌声に生徒の皆さんも大喜びです。
二重唱二重唱②生徒の皆さんが「いつでもあの海は」の1番を歌ってくれました。
湯浅さんから「笑顔で歌うことが大切です」、藪内さんから「姿勢がふらふらしているとしかっり声が出ないので、姿勢を正して腰をどっしり安定させるように歌うといいですよ」とアドバイスをしていただきました。アドバイス後は、声がより一層前に響きとても素晴らしい合唱になりました。
全員合唱
生徒の皆さん、アティースト、皆の笑顔が素晴らしい、そして楽しいアウトリーチとなりました。
担当:濵