柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2016年1月25日(月)
【アウトリーチプログラム】目黒区立油面小学校
目黒区立油面小学校 4年生 61人
日時: 2016年1月20日(水) 11:15~12:15
出演: 弓新(ヴァイオリン)、大須賀恵里(ピアノ)
主催:(公財)目黒区芸術文化振興財団
共催: NPO法人 子どもに音楽を
【プログラム】
クライスラー: 愛の喜び
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ 第8番
第1楽章、第2楽章、第3楽章
《 自己紹介・楽器のお話など 》
バルトーク: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタより第2楽章
《 質問コーナー 》
ヴィエニャフスキ: 華麗なるポロネーズ
みんなで一緒に
パレード ホッホー
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日当たりがよくぽかぽかしている油面小学校の音楽室にお越しいただいたのは、ヴァイオリンの弓新さんとピアノの大須賀恵里さん。
まずはクライスラーの「愛のあいさつ」で4年生のみなさんにあいさつです。
続いては、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタです。
明るい雰囲気の曲ですが、ベートーヴェンの耳が聴こえなくなってすぐ後ぐらいに作られた作品だと教えてもらいました。
ヴァイオリンだけの独奏で、バルトークの無伴奏ヴァイオリンソナタから2楽章。
激しい曲想の迫力にぐっとひきつけられ、つぎつぎと繰り出される奏法にくぎづけのようす。
演奏を聴いてみて、気になったことがたくさんあったようです。
あごと肩でヴァイオリンを挟んでいるけど、痛くないですか?
― 4歳からヴァイオリンを弾いていて、慣れているから痛くないです。
ヴァイオリンは重くないですか?
― 表は松、裏は楓の板でできていて、中は空洞なので重くないです。
弦をはじいていたようにみえました。
― 弦を指ではじくピチカートという奏法です。
など、いろいろな質問がでました。
さいごは、子どもたちの歌と一緒にパレードホッホーを演奏。
子どもたちの感想をきくと、
バルトークのソナタが心に響いた。素敵な音楽をきいて眠くなってしまった。ベートーヴェンの3楽章が気に入った。愛のあいさつが明るくて好き。
好きな曲も感じ方もそれぞれ、十人十色でした。
担当:小比類巻