柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2016年9月23日(金)
【アウトリーチプログラム】目黒区立菅刈小学校
目黒区菅刈小学校 4・5年生 80名程
日時: 2016年9月23日(金) 13:30~14:30
出演:
ソプラノ 鵜木 絵里
バリトン 萩原 潤
ピアノ 松本 康子
【プログラム】
滝廉太郎作曲:花
モーツァルト作曲:アレルヤ
シューベルト作曲:魔王
作曲者不明:アメイジンググレイス
O sole mio
モーツァルト作曲:トルコ行進曲(ピアノソロ)
プッチーニ作曲:オペラ「ジャンニ・スキッキ」より 私のいとしいお父さん
モーツァルト作曲:オペラ「魔笛」より 鳥刺しの歌
モーツァルト作曲:オペラ「魔笛」より パパパ
《生徒合唱》
Sugekari Forever 未来へ
《質問コーナー》
主催:(公財)目黒区芸術文化振興財団
企画:協力:NPO法人日本声楽家協会
後援:目黒区教育委員会
助成:平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
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目黒区立菅刈小学校へ声楽のアウトリーチに行ってきました。
最初にお届けする曲は、滝廉太郎の花です。
お二人の華やかで伸びのある歌声に一瞬で歌の世界に引き込まれます。
次に鵜木絵里さんによるモーツァルトのアレルヤです。
アレルヤとはラテン語で「神様バンザイ」という意味で、歌詞はこの言葉のみで構成されています。なんと曲中で33回も出てくるんだそうです!
メロディーに合わせて様々な喜びが表現されていて、これはどんな喜び方だろう…と想像力を膨らませながら聴くことができます。
次に萩原潤さんによるシューベルトの魔王です。
ドイツ語の歌詞で歌われるこの曲は、ナレーション、魔王、息子、父の4人の登場人物がいます。
1人4役で進むので、役毎に向きを変えることで誰のセルフを歌っているのかが分かるように工夫してくださいました。
下の写真の役は魔王で、前を向いてピアノに手を添えています。
魔王がささやく甘い声や息子の恐怖に震える声が交互に表現され、臨場感が味わえる一曲となりました。
松本康子さんによるピアノソロはトルコ行進曲です。
一度は聞いたことのある曲を、ピアニストの解説付きで間近に聴ける機会に大喜び。皆さん演奏する様子をじっくりと見ながら、鍵盤から紡ぎだされる音に耳を傾けていました。
次にモーツァルトのオペラ「魔笛」よりパパパです。
お二人のユーモアたっぷりな演出と、息の合った歌声に会場も大変盛り上がりました。
最後に菅刈小学校オリジナルの合唱曲「Sugekari Forever 未来へ」を生徒の皆さんと一緒に歌いました。
出演者の皆さんからいただいたアドバイスで歌の表現力がぐっと上がり、さらに素敵な歌声となりました。
事業課 井上