柿の木日記・
アウトリーチプログラム
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2017年2月20日(月)
【アウトリーチプログラム】目黒区立油面小学校
【アウトリーチプログラム】
目黒区立油面小学校 4年生 64人
日時:2017年2月20日(月) 13:40~14:35
出演:
ヴァイオリン 川田知子
ピアノ 須関裕子
【プログラム】
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ第3番よりプレリュード
モーツァルト:トルコ行進曲
モーツァルト:ヴァイオリンソナタ K.378より 第1楽章
《楽器の話》
エルガー:愛の挨拶
ヴィタリ:シャコンヌ
《質問コーナー》
サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
《みんなで一緒に》
作詞 高野辰之/作曲 岡野貞一 : もみじ
主催:公益財団法人 目黒区芸術文化振興財団
共催:NPO法人 子どもに音楽を
助成:平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
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油面小学校に弦楽器のアウトリーチに行ってきました。
今回ご出演いただいたのはヴァイオリンの川田知子さんとピアノの須関裕子さんです。
プログラムの最初はバッハの『無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番よりプレリュード』です。
まずは皆さんにヴァイオリンの音色を堪能していただきました。
一気に音楽室が別の会場になったかのよう。
みんな真剣にヴァイオリンの音に耳を傾けていました。
ヴァイオリンの次はピアノのソロ曲です。
ピアノを習っている子やそうでない子も耳にしたことがあるお馴染みの曲、モーツァルトの『トルコ行進曲』です。
素早く動く指と軽やかに紡がれる音に釘付けの様子。
こんなに間近で演奏を聴けるのもアウトリーチプログラムの醍醐味です。
次にモーツァルトのヴァイオリンソナタです。
ヴァイオリンとピアノ、どちらがメロディを奏でているのか注目しながら聴いてみてくださいと川田さん。
それぞれの掛け合いがまるで会話をしているかのように聴こえてきます。
ヴァイオリンのお話も伺いました。
川田さんの楽器は1689年にイタリアで作られたものだそうです。日本でいうと江戸時代です!
約330年も前に海外で作られた楽器が、今は日本で音楽を奏でているというのも感慨深いものです。
「どうやったら上手くなりますか?」という生徒さんからの質問では、
練習も大切だけど、音楽が好きな気持ちが一番大切ですと仰っていました。
最後は川田さんと須関さんの演奏で、みんなで一緒に『もみじ』を合唱しました。
素敵な歌声が会場に響き渡りました。
事業課 井上