柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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2018年12月20日(木)

【アウトリーチプログラム】目黒区立中目黒小学校

目黒区立中目黒小学校 6年生 114名
日時:2018年12月20日(木)13:50~14:50
出演:チェロ 古川展生 / ピアノ 塩入俊哉

【プログラム】
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
カサド:親愛の言葉
リスト:愛の夢
黛敏郎:文楽(チェロ独奏)
クライスラー:愛の悲しみ
ロジャース:マイフェアレディーより「私のお気に入り」
塩入俊哉:約束
古川展生:地平を航る風に
ピアソラ:リベルタンゴ

アンコール:中目黒小学校校歌

主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
共催:NPO法人 子どもに音楽を
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今年の中目黒小学校の6年生のみなさんには、チェロの古川展生さんとピアノの塩入俊哉さんのデュオコンサートを聴いてもらいました。

今回お二人は、クラシックの名曲をはじめご本人の作曲による作品など、様々なジャンルの曲を集めたプログラムを用意してくださいました。

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古川さんによる楽器の説明。

チェロという楽器は知っているけど、どのような素材でできていてどのような構造になっているか、詳しく聞くのは初めてという子どもが多く、身を乗り出して興味深そうに聞いています。

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チェロの独奏は、日本人作曲家黛敏郎の現代作品です。
「文楽」という名前のとおり、太棹三味線のような音がしたり、様々な奏法を駆使して人形浄瑠璃(文楽)の世界観を表現しているこの作品は多くの子どもたちの印象に残ったようで、
「さまざまなテクニックはかっこよかったし、とてもうまくて、チェロが和楽器にみえるほどでした」
「個性があって飽きませんでした!」
といった感想もありました。

塩入さんと古川さんがそれぞれ作曲した作品では、作曲のきっかけなど背景についてのお話もしていただきました。
子どもたちは、色々なイメージとともに聴いていたようでした。

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プログラムの最後は、いまやチェロの作品としても高い人気を誇るピアソラのリベルタンゴ。
盛り上がった子どもたちの拍手を受け、塩入さんがアレンジした校歌を子どもたちの歌と一緒に演奏するというアンコール。
後日送っていただいた感想の中には「いつもより断然かっこよくなっていておどろきました。6年間の中で、あれほどおどろくような校歌は聴いたことがありません」という言葉も。

ちょうど受験の時期ということで、中には心身ともにお疲れ気味の子もいたようですが、うれしそうに校歌を歌う子どもたちの姿が印象的でした。

 

担当:小比類巻

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