柿の木日記・
アウトリーチプログラム

職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。

2019年8月11日(日・

【アウトリーチプログラム】目黒区立大岡山小学校

目黒区立大岡山小学校 4年生 102名
日時:2019年7月8日(月)13:30~14:30
出演:ソプラノ 荒牧小百合 / バリトン 原田勇雅 / ピアノ 矢野里奈

【プログラム】
モーツァルト:オペラ≪魔笛≫より パパパの二重唱(荒牧、原田)
山田耕筰作曲/北原白秋作詞:待ちぼうけ(荒牧)
木下牧子作曲/やなせたかし作詞:さびしいカシの木(原田)
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」のアヴェ・マリア(荒牧)
シューベルト:魔王(原田)
ショパン:子犬のワルツ(ピアノソロ 矢野)
ガーシュウィン:オペラ≪ポーギーとベス≫より サマータイム(荒牧)
ロジャース:ミュージカル≪サウンド・オブ・ミュージック≫より エーデルワイス(原田)
メンケン:映画≪アラジン≫より 素敵な世界(荒牧、原田)

子どもたちと一緒に:ビリーブ

主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
後援:目黒区教育委員会
企画・協力:NPO法人日本声楽家協会
*****************

 

今回、大岡山小学校の4年生が聴くのは、ソプラノとバリトンの声楽プログラムです。

1曲目は、音楽の教科書にも載っているモーツァルト作曲の≪魔笛≫より「パパパの二重唱」。
パパゲーノとパパゲーナの出会いの場面を、荒牧さんと原田さんが見事な歌声と演技で聴かせます。

パパパの二重唱パパパの二重唱

原田さんのソロでは、やなせたかしさん作詞の「さびしいカシの木」を。

歌詞では、山の上の一本のカシの木が、遠くの国に行きたいと空行く雲に頼み、一緒に暮らしたいと優しい風に頼むが、雲も風もどこかへ消えていってしまう。
長い年月を経て、ほほえみをたたえながら「寂しいことに慣れてしまった」と締めくくられます。

美しいメロディーと、胸がチクッと痛む歌詞、原田さんの優しい歌声に生徒の皆さんもじっくり耳を傾けていました。

さびしいカシの木さびしいカシの木

荒牧さんのソロでは、「待ちぼうけ」を披露してくださいました。
楽して稼ごう、という農夫の様子を明るく楽しく歌ってくださいました。

待ちぼうけ待ちぼうけ

最後は全員で「ビリーブ」を合唱しました。
言葉を大切にすること、母音を意識すること、声は遠くに飛ばすように歌うことなどをアドバイスしていただきました。

全員合唱全員合唱

担当:濵

この情報を家族や友達とシェアしよう!

https://www.persimmon.or.jp/blog/outreach/2019081117204336799.html