柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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2019年10月7日(月)

【アウトリーチプログラム】目黒区立宮前小学校

目黒区立宮前小学校 4年生 51名
日時:2019年9月24日(火)13:40~14:40
出演:ヴァイオリン 南紫音 / ヴァイオリン 福田悠一朗 / ピアノ 大須賀恵里

【プログラム】
フロロフ:二つのヴァイオリンのためのディヴェルティメント
ショーソン:詩曲
クライスラー:シンコペーション 美しきロスマリン プレリュードとアレグロ
バルトーク:二つのヴァイオリンデュオより 16番、43番、22番、36番、42番
サラサーテ:ナヴァラ

杉本竜一:Believe(みんなで一緒に)

主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
共催:NPO法人子供に音楽を
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
後援:目黒区教育委員会
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今回、宮前小学校の4年生が聴くのは、ヴァイオリン2本とピアノによる演奏です。
ヴァイオリン演奏の南紫音さん、福田悠一朗さん、ピアノ演奏の大須賀恵里さんにお越しいただきました。

一曲目は、フロロフの「二つのヴァイオリンのためのディヴェルティメント」です。
こんなに近くで生の演奏を聴けるなんて、滅多にありません。生徒の皆さんも興味津々で聴いていました。
ピアノとヴァイオリンの息の合った演奏はとても素晴らしいものです。

フロロフ:二つのヴァイオリンのためのディヴェルティメントフロロフ:二つのヴァイオリンのためのディヴェルティメント

一曲目が終わり、ヴァイオリンは何で出来ているのかなど簡単な説明をしてくださいました。
ヴァイオリンの弓が馬の毛から出来ていることに皆さん驚いた様子でした。

次に、ヴァイオリン演奏者の福田悠一朗さんと、ピアノ演奏者の大須賀恵里さんによる、ショーソンの「詩曲」と、南紫音さんと大須賀恵里さんによる、クライスラーの「シンコペーション 美しきロスマリン プレリュードとアレグロ」です。同じ作曲家が作った曲であるにも関わらず、全く異なる曲調の曲を聴くことができ、クライスラーという作曲家の奥深さを感じると共に、力強い演奏から優しい演奏まで色々な奏で方が詰まっていました。

ショーソン:詩曲ショーソン:詩曲

クライスラー:シンコペーション 美しきロスマリン プレリュードとアレグロクライスラー:シンコペーション 美しきロスマリン プレリュードとアレグロ

質問コーナーでは、「なぜ演奏をしている時大きく呼吸をするのですか」という質問があり、「歌を歌う時も皆さん呼吸をすると思います。それと同じように演奏する時も呼吸をすることでより演奏をよくしているのです。また、演奏家同士で呼吸を合せたりもしています。」と呼吸の大切さを教えてくださいました。

二つのヴァイオリンによるデュオもありました。
バルトークの「16番、43番、22番、36番、42番」です。
手で弦を弾く手法を使った演奏も入っていて、生徒の皆さんも楽しんで聴いていました。

バルトーク:16番、43番、22番、36番、42番バルトーク:16番、43番、22番、36番、42番

プログラムの最後は、皆で歌う「Believe」です。
いつものピアノ演奏だけではなくヴァイオリンも加わった演奏は美しく、生徒の皆さんの歌声も美しく響いていました。

インターン 山田怜奈

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