柿の木日記・
アウトリーチプログラム
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2019年11月8日(金)
【アウトリーチプログラム】目黒区立緑ヶ丘小学校
目黒区立緑ヶ丘小学校 4~6年生 100名
日時:2019年10月3日(木)11:00~12:00
出演:トランペット 高見信行 / ピアノ 城綾乃
【プログラム】
ヴェルディ:歌劇『アイーダ』より 凱旋行進曲
シャルパンティエ:『デデウム』より 前奏曲
アンダーソン:トランペット吹きの休日
葉加瀬太郎:情熱大陸
石川亮太:トランペットラブレター
ベルシュテッド: ナポリ民謡の主題による変奏曲より
~アンコール~
You Raise Me Up
主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
後援:目黒区教育委員会
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今回、緑ヶ丘小学校の4~6年生が聴くのは、トランペットとピアノによる演奏です。
トランペットの高見信行さんと、ピアノの城綾乃さんにお越しいただきました。
一曲目は、ヴェルディの「凱旋行進曲」です。
始まるまでざわざわしていた生徒の皆さんが、演奏が始まった瞬間に集中して聴き入っていました。
トランペットの高見さんは、演奏中に子どもたちの近くまで行き、より近くで演奏していました。
間近での生演奏に皆さん驚いています。
演奏が終わり、クイズが始まりました。
トランペットはいつの時代からあったのでしょう。
①エジプトの古代文明時代である3~4千年前
②関ヶ原の戦いの頃である1600年くらい前
③産業革命の頃である100年くらい前
実は、エジプトの古代文明時代から存在していて、時代と共に進化しているので全部が正解、ということでした。実際にたくさんの種類のトランペットを紹介してくださいました。
ピッコロとバロックトランペットの違いを2曲目の演奏、シャルパンティエの「前奏曲」で聴き比べることができました。
トランペットは唇の振動で音が鳴り、振動で出る音の高さの違いで音の高低が出せるということを説明してくださいました。
そして、実際に吹いている時どのように振動しているのか、ホースを使って振動を体験しました。
生徒の皆さんは興味津々でホースの振動を手で触れて体験していました。
振動体験
アンダーソンの「トランペット吹きの休日」は音楽の田上先生と共演です。
生徒の皆さんは聞き覚えのある曲と、田上先生の登場で盛り上がっていました。
実際にトランペットを吹いてみる体験もありました。
各学年から一人ずつ体験しました。
皆さん真剣な表情で体験しています。
唇全体を振るわせるのではなく、真ん中を振るわせることが重要だということを教えてくださいました。
楽器体験
「情熱大陸」は全員が参加しての演奏でした。
二つのグループに分かれ、それぞれリズムの違う手拍子とジャンプで演奏を盛り上げました。
全員で「情熱大陸」
プログラム最後の演奏が終わった後、生徒のみなさんからのアンコールに応えてくださいました。
アンコールは「You Raise Me Up」です。
「あなたがいるから、頑張れる」というメッセージが込められたこの楽曲は、最後に相応しい美しい音色で締めくくられました。
インターン 山田