柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2019年12月10日(火)
【アウトリーチプログラム】心身障害者センター あいアイ館
心身障害者センター あいアイ館 50名
日時:2019年12月9日(月)14:00~14:30
出演:ソプラノ 鵜木絵里 / テノール 土崎譲 / ピアノ 松本康子
【プログラム】
アラン・メンケン:ミュージカル『アラジン』より ホールニューワールド
レオンカヴァッロ:朝の歌
プッチーニ:オペラ『ジャンニ・スキッキ』より 私のお父様
中田喜直:雪の降るまちを
リー・ハーライン:映画『ピノキオ』より 星に願いを
バーンスタイン: ミュージカル『ウエストサイドストーリー』より トゥナイト
ジェームス・ロード・ピアポント:ジングルベル
主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
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年の瀬迫る12月、心身障害者センター あいアイ館で声楽のアウトリーチプログラムを実施しました。
あいアイ館でアウトリーチプログラムを実施するのは今回で4回目。
皆さん1年に1回のこのプログラムをとても楽しみに待っていてくださっています。
1曲目は、あいアイ館に通っている皆さんが大好きなディズニーから『アラジン』の「ホールニューワールド」。
松本さんの軽やかなピアノの前奏で、すぐにアラジンの世界へと引き込まれます。そして、鵜木さんのジャスミンと土崎さんのアラジンの歌声にあいアイ館の皆さんもうっとりと聴いてくださっていました。
映画『アラジンン』より ホールニューワールド
あいアイ館でのアウトリーチプログラムはいつも電子ピアノで演奏しています。
電子ピアノは曲によって音を変えることができます。松本さんはいつもリハーサルの時にそれぞれの曲に合った音を探し演奏してくださっています。
ピアニストの松本康子さん
ソロで土崎さんは中田喜直作曲の「雪の降るまちを」を歌ってくださいました。
この曲はおよそ70年前に日本で大ヒットした曲です。
昔の曲にも関わらず、全く古さを感じない、現代に歌い継がれている名曲です。多くの日本のアーティストがカバーしています。
そんな名曲を土崎さんが優しい歌声で聴かせてくださいました。
雪の降るまちを
鵜木さんのソロは、映画『ピノキオ』より「星に願いを」でした。
透き通るような鵜木さんの歌声に、満天の星空が会場に広がったようでした。
映画『ピノキオ』より 星に願いを
あっという間に時間は過ぎ、いよいよ最後の曲です。
およそ2週間後にはクリスマスということもあり「ジングルベル」を大合唱!
2019年を締めくくる、暖かで楽しいアウトリーチプログラムのひと時でした。
ジングルベル
事業課 濵