柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2021年1月10日(日)
【アウトリーチプログラム】目黒区立みどりがおかこども園
目黒区立 みどりがおかこども園 3, 4, 5 歳90人
日時:2020年12月21日(月) 9:35~10:05、10:15~10:45、10:55~11:25
出演:Maicology(マイコロジー)
宮本まいこ(スティールパン)、中丸達也(パーカッション)、宮野下シリュウ(マリンバ)
【プログラム】
ジミー・トッド:ミッキーマウス・マーチ
アラン・メンケン:アンダー・ザ・シー
久石譲:さんぽ
ルロイ・アンダーソン:タイプライター
中丸達也:ジャングルラン
宮本まいこ:Little Birds
〈アンコール〉
米津玄師:パプリカ
主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
後援:目黒区教育委員会
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暖かな日差しが降り注ぐ青空のもと、みどりがおかこども園でアウトリーチプログラムを行いました。
昨年度までアウトリーチを行っていたお部屋が、3密対策で通常の保育に利用されているため使えないとのことで、今年度は園の隣の緑ヶ丘児童館の音楽室をお借りしました。ゆったりとした空間で聴いてもらうため、園児を3つのグループにわけての開催です。1回目は年中組、2回目は年少組、3回目が年長組。年齢によって反応が違うため、出演者のみなさんは子どもたちの様子を見て、話す内容を考えながら進めてくださいました。
プログラムは3回とも全て同じでしたが、年齢によって反応が異なるので、子どもたちの成長過程が垣間見えた気がします。
年中組さんや年長組さんは《ミッキーマウス・マーチ》や《さんぽ》など、知っている曲が始まると、体を動かしながら楽しそうに聴いてくれました。《タイプライター》では演奏者がヘルメットにつけたベルを叩いて鳴らすと、大興奮! アンコールの《パプリカ》では、たくさんの子どもたちが立ち上がり曲に合わせて上手に踊ってくれました。でもノリがいいだけではありません。楽器の説明の時は真剣に集中して聞いているのがよくわかりました。
年中、年長組さんに比べると年少組さんは、まだまだとても小さいという印象。お行儀よく椅子に座って静かにコンサートを聴いているように見えましたが、目の前で繰り広げられている出来事に圧倒され、緊張していたのかもしれません。それでもMaicologyさんのオリジナル曲《Little Birds》で、リーダーのまいこさんがジャムブロックを使ってリズムを刻み、そのリズムを子どもたちが再現するというコール&レスポンスをやった時には、とても上手に手拍子でリズムを再現してくれました。
3回にわけて開催したため、1回のプログラムが短めになってしまいましたが、その分子どもたち全員が全集中で聴いてくれていたように感じました。
子どもたちの「また来てね」という言葉が何より幸せな気持ちにさせてくれた1日でした。
事業課 比留間