柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2021年2月24日(水)
【アウトリーチプログラム】目黒区立碑小学校
目黒区立 碑小学校 6年生120人
日時:2021年2月22日(月) 13:45~14:30
出演:読響メンバーによる金管五重奏
トランペット:田中敏雄、尹千浩、ホルン:久永重明、トロンボーン:桒田晃、チューバ:次田心平
【プログラム】
ロッシーニ: ウィリアム・テル序曲
フォスター: 草競馬
ロジャース: サウンド・オブ・ミュージックより「サウンド・オブ・ミュージック」、「エーデルワイス」、「ドレミの歌」
ディズニーメドレー
メンケン: 美女と野獣
久石譲: 宮崎駿メドレー
♪アンコール
ポラック: ザッツ・ア・プレンティー
*****************
主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
後援:目黒区教育委員会
*****************
今年も読響メンバーの皆さんにお越しいただき、金管五重奏のコンサートを碑小学校の体育館で開催しました。
ウイリアム・テル序曲で勢いよく始まったプログラム、草競馬で馬のいななきを楽器で表現したあと、色々な動物の鳴き声をマネをすると、ちょっと緊張気味の子どもたちも和みます。
例年の楽器体験コーナーは実施できませんでしたが、それぞれの楽器の音や特徴を詳しくお話してもらいました。
今回初めて見るという子どもも多かったトロンボーンのスライドの動きや、近くで聴いたことのないチューバの音の迫力には特に反応が。
静かな曲ではじっと聞き入り、軽快な音楽には少し体を揺らしながら聴いている子もいます。
司会の田中さんがアンコールをそれとなく促して笑いをとりながら、ジャズ風の曲でフィナーレとなりました。
子どもたちにもおなじみの曲も金管五重奏で聞くということも新鮮だったようで、色々な感想をもらいました。
子どもたちからの感想
・近くでそのはく力を聞くと、胸に直接振動がきてびっくりしました。
・今度また聞けるときはもっと広い会場で大人数のオーケストラの曲をもっと長く聞いてみたいと思った。
・初めてプロが奏でる金管楽器を聞いて、楽器の大きな音の振動が体育館全体に伝わって、はく力が伝わってきました。ホルンの管をのばすと4メートルぐらいもあると知ってすごくびっくりしました。この体験はもしかしたらもうできないと思うので、このプログラムのことを忘れないで生活していきたいと思います。
・一つ一つの楽器のとくちょうがはっきりしていて、聞くのが楽しかったです。
・今回、曲を6年生にもわかるように選んでいただいて自分にもけっこうわかるものがあって時間があっという間に進んで終わりになってしまいました。もうすこし聞いてみたいなと思っていたらアンコールまでひいてもらってとっても優しい人たちだなと思いました。
・軽快な曲から少し静かな曲まで様々なリズムや音、強弱をつけていてすごいと思った。最後のアンコールの曲がパワフルでリズミカルで私は好きだ。最後まではく力のあるコンサートでとても楽しかったです。
・「ドレミの歌」が入っていたので「そんな簡単な曲をひくんだ」などと思っていました。でもすごくはくりょくがあってビックリしました。
・一つ一つの楽器の音や歴史を聞いてすごく夢中になりました。
・音楽はいつも聞いていると眠くなるのですが、今日は全然眠くならずすごいなあと思いました。とても楽しい時間でした。
・楽器のしょう介の時のコントみたいなのはたくさん笑った。例年なら楽器体験があるといっていてやってみたかったなと思った。このプログラムはとても最高だったのでもう1回やってほしい。
事業課 小比類巻