柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2021年9月6日(月)
【アウトリーチプログラム】目黒区立みどりがおかこども園
目黒区立みどりがおかこども園で行った今年度初のアウトリーチプログラムをご報告!
目黒区立みどりがおかこども園 年長 25名
日時:2021年9月2日(木)9:45~10:20
出演:Maicology(マイコロジー)
スティールパン 宮本まいこ/マリンバ 宮野下シリュウ/パーカッション 中丸達也
【プログラム】
三木たかし:アンパンマン・マーチ
アラン・メンケン:アンダー・ザ・シー
ルロイ・アンダーソン:タイプライター
米津玄師:パプリカ
中丸達也:ジャングルラン
宮本まいこ:Little Birds
〈アンコール〉
LiSA:紅蓮華
主催・公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
助成:公益財団法人北野生涯教育振興会
後援:目黒区教育委員会
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夏の暑さが一転、秋雨が降りしきる中、
みどりがおかこども園にて今年度のアウトリーチプログラムがスタートしました。
出演は昨年度に引き続き、スティールパン・マリンバ・パーカッションのトリオ「Maicology」さんです!
当初は年少から年長の園児に鑑賞してもらう予定でしたが、感染症対策のため、年長さんのみの鑑賞。
会場も園の向かいにある緑ヶ丘小学校の広い体育館をお借りして、ソーシャルディスタンスをとりながらの開催となりました。
傘を差しながら体育館へ移動してきた子どもたちの目にまず入ってきたのは、大きなスティールパン!
ドラム缶から作られる、カリブ海の島国トリニダード・ドバゴ共和国で発明された楽器です。
そんなスティールパンが大活躍する《アンダー・ザ・シー》。聴き馴染みのある音に子どもたちは手拍子をしながら耳を傾けていました。
《タイプライター》では、まいこさんとシリュウさんがベルのついている黄色いヘルメットを被って登場!
年中さんだった昨年のアウトリーチコンサートを思い出し、「これ好きなんだよねえ」と言ってくれた子どももいました。
Maicologyさんのオリジナル曲の《ジャングルラン》では、中丸さんのパーカッションが大活躍!
楽器だけでなく足で床を叩く音も含めて、全身で音楽を楽しみます。
続く《Little Birds》もオリジナル曲。まいこさんのジャムブロックに合わせて、手拍子型のコール&レスポンスをします。
椅子に座ったままでも、音の強弱やリズムを身体いっぱいに使って表現しました。
アンコールでは《紅蓮華》を演奏。「あ!この曲知ってる!」と沢山の子どもがノッてくれました。
子どもたちが会場の小学校から園に戻る際には、Maicologyさんから退場曲《さんぽ》のプレゼントが!
曲に合わせて手を振ったり行進している姿に会場は自然と笑顔で溢れました。
さまざまな制約があり、自由に歌ったり遊んだりできない毎日で、園児たちのなかにも自然と静かに音楽を聴くことが身についているのかなと思わされるほど、落ち着いた時間となりました。
そんななかでも、Maicologyさんは身体と心を使って音楽を楽しむことを園児たちに伝えてくれました。
緊急事態宣言下においての開催、こども園の先生方をはじめ、協力してくださった皆様に感謝いたします。
次回は沢山の子どもたちと音楽を共有できますように!
事業課 吹田