柿の木日記・
アウトリーチプログラム
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2021年12月23日(木)
【アウトリーチプログラム】目黒区立宮前小学校
目黒区立宮前小学校 4年生 46名
日時:2021年2月23日(木)13:35~14:25
出演:ヴァイオリン 南紫音 /ピアノ 山中惇史
【プログラム】
エルガー:愛の挨拶
シュニトケ:きよしこの夜
ショパン/ミハウオフスキ編曲:小犬のワルツ
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタより 第2楽章/第3楽章
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
〈アンコール〉
ポンセ:エストレリータ
主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
共催:NPO法人 子どもに音楽を
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
後援:目黒区教育委員会
クリスマス直前の日、宮前小学校の体育館でヴァイオリンの南紫音さんとピアノの山中惇史さんのコンサートを開催しました。
南さんと山中さんの和やかトークで、楽器の仕組みや作曲家や作品のことなどをわかりやすく紹介。
クリスマスにちなんだ「きよしこの夜」では、聞きなれたメロディーがだんだんと不気味な印象になっていき、思わず子どもたちが顔を見あわる場面も。演奏中にヴァイオリンの弦を緩めていくという特殊な奏法もあり、演奏後に作曲者のこと、奏法のことなどを説明してくれました。
山中さんのソロではより技巧的に編曲された「小犬のワルツ」。ラヴェルのソナタや序奏とロンド・カプリチオーソで、それぞれの楽器の技巧的な魅力もたっぷりと味わうことができました。
今回、ヴァイオリンとピアノの魅力や特徴はもちろんのこと、クラシック音楽にも色々な作品があることを楽しみながら知ることができたのではないでしょうか。
子どもたちの感想
・ぼくが一番心に残ったえんそうは、きよしこの夜です。不気味な音ですが、すごくいいえんそうだと思いました。
・きょうはありがとうございます。楽しかったです。「きよしこの夜」がすごく不気味でこわかったです。あと「小犬のワルツ」がすごく速くて、はくりょくがあってすごかったです。「すごい」しか書いてないけどもう一度「すごい」と言わせてください。すごかったです。これからもがんばってください。
・家にピアノがあるけど、あんなふうにはくりょくにあふれている演奏を生で見るのははじめてです。ヴァイオリンをあんなにちかくで見るのははじめてです。ぼくは音楽にきょうみがあるのでピアノをひいてみたいと思います。
・ラヴェルが一番心に残りました。高い音低い音でひょうじょうがかわったのがわかりました。ヴァイオリンとピアノはあいしょうが良くきれいな音色でした。