柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2022年10月28日(金)
【アウトリーチプログラム】目黒区立駒場小学校
目黒区立駒場小学校 6年生 85名
日時:2022年 10月 28日 (金) 11:05~12:15
出演:カルロス菅野(パーカッション) 奥山勝(ピアノ) 澁谷和利(ベース) 荒川琢哉(コンガ)
【プログラム】
クレオパトラの夢
南京豆売り
イッツ・ア・スモールワールド
ラ・バンバ
主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
後援:目黒区教育委員会
***
先生からの紹介とともに4人のメンバーが登場。
早速演奏スタート!
カルロス菅野さん:(世界地図を指しながら)ラテン音楽はどこの国の音楽だと思いますか?
生徒たち:アラビア! 南米! アフリカ! ヨーロッパ!
と、様々なな答えが…
カルロス菅野さん:その通り!世界のいろいろなところの物がMIXされて、中南米(特にキューバ)で作り上げられていった歴史を説明してくれました。楽器も、例えば、コンガはアフリカ、ティンバレス(ティンパニを小さくしたもの)はヨーロッパから伝わったものです。
大勢の人がたくさんの楽器で演奏するときに必要なのが、❛リズム❛
その基本のリズム(クラーベ)を鳴らすのがクラベスという楽器です。カルロス菅野さんのクラーベに合わせて生徒たちは手拍子で加わり、そこに楽器も加わり、同じリズムを共有することで一体感を生みそれが徐々に徐々に高じていきました。
カルロスさんたちが選んできた、学校の楽器を子どもたちが鳴らしてみました。そして、カルロスさんが鳴らすと~!まったく違う音がしてびっくり!持ち方や鳴らし方で変わる音を感じました。
ラテンの人たちは音楽が鳴るとじっとしていられない
リズムに身を任せ、じっとしていられない気持ちを大事に、自由に動いてみよう!という呼びかけに、徐々にみんなの体が動き出し音楽とともにみんなで楽しみました。
最後に子どもたちからいくつかの質問がありましたが、その中の一つ。
辞めたくなったことはありますか?
好きなことでもずっとやっていると諦めそうになることもありますが、何度も練習して演奏したときに仲間たちとの一体感を感じると、また頑張ろうと思います。ひとつひとつの努力が次につながっていきます。好きなことを一生懸命やってください!
子どもたちの心に響く言葉でプログラムが締めくくられました。
事業課:竹川