目黒区立田道小学校　5年生　56名
日時：2023年2月2日（木）11：10～12：10
出演：小山豊（津軽三味線小山流三代目）、小湊昭尚（尺八）、大多和正樹（和太鼓）

【プログラム】
Karma
三味線独奏
尺八独奏
和太鼓独奏
民謡メドレー
新時代
田道小学校校歌
こきりこ節
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主催：公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
助成：文化庁文化芸術振興費補助金（劇場・音楽堂等機能強化推進事業）
独立行政法人日本芸術文化振興会
協賛：公益財団法人北野生涯教育振興会
後援：目黒区教育委員会

田道小学校のアウトリーチプログラムは、昨年に引き続き邦楽でした。
まずは三味線奏者小山さんのオリジナル曲「Karma」。
後日送ってもらった子どもたちの感想文では、「Karmaが一番良かった」という声がたくさん寄せられました。
続いて三味線、尺八、和太鼓それぞれの楽器に関する詳しい説明と演奏。三味線や和太鼓の早い動きや、尺八の首の角度を変えて音程を変える、という点に興味を持った子どもたちが多かったようです。

昨年度のアウトリーチプログラムと大きく変わったのが、去年は演奏を聴くだけだった「田道小学校」の校歌を子どもたちが一緒に歌った、ということです。感染症対策で演奏者と子どもたちの距離を2メートル以上離した状態ではありましたが、子どもたちの声を聴くことができ、演奏者もとても喜んでいました。

本番前の打合せにうかがった際、「昨年度、邦楽の演奏を聴いた児童の中に、三味線に興味を持って習い始め、現在も続けている男の子がいる」という話を担当の先生からうかがいました。アウトリーチプログラムが子どもたちの感性を大きく刺激した結果だと思いますので、出演者にとっても我々ホール職員にとっても本当にうれしいお話でした。

事業課　比留間

●演奏が始まったとたん、空気が変わりました。
●三味線の音が、気持ちいい風がふいているような感じだったのでやってみたいと思いました。
●尺八は首を動かすことで高さを変えられることが驚きでした。
●アニメとかゲームの音楽に和楽器が出るなんてびっくりしました。
●三味線独奏を聴いてめっちゃ驚いて、口が開きました。
●三人を一緒に観たかったのですが、動きが早すぎてどこを見ればいいのかわからないほどでした。