柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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2023年7月5日(水)

【アウトリーチプログラム】目黒区立宮前小学校

目黒区立宮前小学校 4年生 49人
日時:2023年7月4日(火)11:10~12:10
出演:南紫音(ヴァイオリン)、山中惇史(ピアノ)

【プログラム】
クライスラー: 前奏曲とアレグロ
モーツァルト: ピアノ・ソナタ第13番より 第1楽章〈ピアノソロ〉
パガニーニ: カプリース第13番〈ヴァイオリンソロ〉
パガニーニ: カンタービレ
フォーレ: ヴァイオリン・ソナタ第1番より 第3楽章、第4楽章
ラヴェル: ツィガーヌ

♪みんなで一緒に(子どもたちの合唱と一緒に)
世界に一つだけの花

主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
共催:NPO法人子どもに音楽を
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
後援:目黒区教育委員会
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本日は、目黒区立宮前小学校でアウトリーチプログラムを行いました。

演奏者のお二人が登場し、はじめにクライスラーの「前奏曲とアレグロ」を演奏してくださいました。
演奏が始まると子どもたちはじっと耳を澄ませていて、素早いメロディや指の動き、迫力のある演奏に圧倒された様子でした。

その後、南さんと山中さんによるピアノとヴァイオリンの歴史や楽器の構造についてのお話があり、ピアノの「ソフトペダル」を使わない時と使った時の音の聴き比べでは子どもたちから「お~」という納得の声が上がっていました。

曲や作曲家の説明を挟みながら様々な曲の演奏が続き、軽やかなメロディの曲ではピアノに合わせて一緒に指を動かしている子もいました。フォーレの「ヴァイオリン・ソナタ 第1番 第3楽章 第4楽章」の演奏の際には山中さんから「曲の色や香り、味を想像してみて、聴き終わったら感想を教えてください」と呼びかけがあり、生徒の皆さんは積極的に発言してくれました。

質問コーナーでも、「ピアノの鍵盤の厚さは?」「ヴァイオリンの模様は決まっているのか」など、色々な観点からの面白い質問があり演奏者のお二人も驚かれたご様子でした。

最後に、子どもたちの合唱と一緒に「世界に一つだけの花」を演奏しました。
先生の指揮の下、力強く響いた歌声に心打たれました。

今回は会場が音楽室だったので、普段のコンサートでは体験できない間近での演奏を楽しんでいただけたのではないかと思います。
演奏はもちろん曲間のお話もとても興味深く、充実したプログラムでした。

事業課インターン 川上

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