柿の木日記・
アウトリーチプログラム

職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。

2023年11月4日(土)

【アウトリーチプログラム】目黒区立心身障害者センター あいアイ館

目黒区立心身障害者センターあいアイ館
日時:2023年11月4日 (水)10:30~11:00
出演:Maicology(マイコロジー)宮本まいこ〈スティールパン〉、宮野下シリュウ〈マリンバ〉、中丸達也〈パーカッション〉

【プログラム】

宮本まいこ:Revival
アラン・メンケン:アンダー・ザ・シー
中丸達也:ジャングル・ラン
四季の唱歌メドレー~朧月夜、海、赤とんぼ、ジングルベル
葉加瀬太郎:情熱大陸

アンコール 池田綾子:明日への手紙

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主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
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めぐろパーシモンホールが位置しているめぐろ区民キャンパス内の施設、目黒区立心身障害者センターあいアイ館の方々へ、アウトリーチプログラムを行いました。

2016年から開始したあいアイ館の皆さんとのアウトリーチプログラムは、今回で6回目。今まで「声楽」でお届けしていましたが、今回は「打楽器」のアウトリーチです。

出演は、打楽器トリオの「Maicology(マイコロジー)」の宮本まいこさん(スティールパン)、宮野下シリュウさん(マリンバ)、中丸達也さん(パーカッション)の3名。Maicologyの皆さんは、これまでのアウトリーチはもちろんのこと、2022年のホール開館20周年記念イベントの「0歳からのコンサート」にもご出演いただている、ホールとのご縁が深い方々です。

*「ホール開館20周年記念イベント『0歳からのコンサート』」の公演レポートはこちらから!

『0歳からのコンサート』の様子『0歳からのコンサート』の様子

MaicologyのみなさんMaicologyのみなさん

プログラムは、各楽器の魅力がたっぷり詰まった宮本さんのオリジナル曲<Revival>からスタート。
マリンバやスティールパン、シンバルやスネアドラムの他にも、木箱のような形をした「カホン」や西アフリカでよく演奏される「ジャンベ」など、実際に叩いたり振ったり擦ったりすることで演奏しているなどなど…実演を交えて丁寧に紹介してくださいました。

パーカッションの中丸さんのオリジナル曲<ジャングル・ラン>では、ジャンベが大活躍。
ジャンベを背負った中丸さんが皆さんの目の前まで来て演奏してくれました。これぞアウトリーチの醍醐味。

プログラムの途中では、スティールパンと言ったらこの曲!<アンダー・ザ・シー>四季の唱歌メドレーなどが演奏され、皆さんも身体を思い思いに動かして演奏を楽しんでいらっしゃる様子でした。

最後は<情熱大陸>に合わせて会場全体が手拍子で大盛り上がり。余韻冷めやらぬ中、アンコールの声が会場に響き渡り、<明日への手紙>のプレゼントが。宮本さんの歌唱付きで演奏され、皆さんその歌声にうっとり聴き入っている様子でした。

一緒にプログラムに参加いただいたあいアイ館の職員のみなさんからの感想

・聴きなじみのある曲が流れると、利用者の表情も明るくなり、笑顔が多く見られました。

・体調がいまいちで参加できるか心配だった利用者の方が、アンダー・ザ・シーを聴くと、表情がみるみると明るくなり、最後まで参加することができました。

・楽器の紹介もよかったです。知らない楽器がまだまだたくさんあり、新たな発見となりました。

「打楽器」というと迫力のある力強い音色を思い浮かべる方も多いかと思います。
しかし、「打楽器」はインパクトを与えるだけでなく、繊細で柔らかな音色も奏でることができる、そこに更なる打楽器の魅力が詰まっているのです。様々な楽器の魅力を再発見していただけたかな。そんなきっかけとなるプログラムとして皆さんの心に残っていたら、うれしいです。

事業課 吹田

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