柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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2023年11月16日(木)

【アウトリーチプログラム】目黒区立上目黒中学校

目黒区立上目黒小学校 5,6年生72人
日時:2023年10月31日(火) 11:30~12:30、13:50~14:50
出演:荒牧小百合(ソプラノ)、青山貴(バリトン)、古川かりん(ピアノ)

【プログラム】
デンツァ:フニクリ・フニクラ
シューベルト:ます
北原白秋/山田耕筰:からたちの花
やなせたかし/木下牧子:ロマンチストの豚
岡野貞一/高野辰之:もみじ
ショパン:革命のエチュード
モーツァルト:歌劇《魔笛》より パパパの二重奏
プッチーニ:歌劇《ジャンニ・スキッキ》より 私のお父さん
ビゼー:歌劇《カルメン》より 闘牛士の歌
レハール:喜歌劇《メリー・ウィドウ》より 唇は閉じても
♪一緒に合唱 voices(5年生)/この地球のどこかで(6年生)

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主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
企画・協力:NPO法人日本声楽家協会
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今回は、上目黒小学校で声楽のアウトリーチをおこないました。

出演者の皆さんによる自己紹介のあと、一曲目は青山さんによる「フニクリ・フニクラ」です。
一番は日本語、二番はイタリア語で歌っていただきました。この曲は世界最古のコマーシャルソングと言われていて、登山電車を連想させる力強い歌声に子どもたちも圧倒された様子でした。

二曲目のシューベルト作曲「ます」はドイツ語の曲ですが、歌の場面を荒牧さんがわかりやすく説明してくださって、子どもたちも楽しんで聴いてくれたようでした。

古川さんによるショパン作曲「革命のエチュード」は、エチュード(練習曲)でありながら、スピード感のあるドラマチックな演奏でした。

つづいて歌劇《カルメン》より「闘牛士の歌」では、事前に荒牧さんから「闘牛士は国民にとって憧れの存在なので、登場したら拍手や歓声で迎えてくださいね」との呼びかけがあり、青山さんが子どもたちの傍を通るたびにとても盛り上がりました。

最後に、発表会に向けて練習している合唱曲を一緒に歌いました。青山さんのアドバイスを受けてもう一度歌うと、澄んだ歌声の中に力強さが加わって、より素敵な演奏になりました。

子どもたちは普段自分たちが歌っている曲もプロの演奏で聴くと、新たな発見や驚きがあったようでした。
今回のアウトリーチで、音楽を通じてただ楽しいな、面白いな、綺麗だなと感じるこの時間こそが豊かな経験になるのだと感じました。

事業課 川上

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