柿の木日記・
アウトリーチプログラム
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アウトリーチプログラムなどについての
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2023年12月20日(水)
【アウトリーチプログラム】目黒区立第一中学校
目黒区立第一中学校 3年生 35名
日時:2023年12月7日(木)14:30~16:30
出演:戸田弥生(ヴァイオリン)、梶木久遠(ピアノ)
【プログラム】
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタより 第4楽章
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番より 第1楽章、第3楽章
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
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主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
共催:NPO法人こどもに音楽を
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
後援:目黒区教育委員会
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今回は目黒区立第一中学校にて、ヴァイオリンとピアノのアウトリーチです。
心地よい秋晴れの中、音楽室という親密な空間で間近にプロの方の演奏を聴くことができました。
最初に副校長先生から出演者のお二人をご紹介いただき、期待が高まります。
1,2曲目は戸田さんの独奏です。
生徒たちは、歌うようなヴァイオリンの音色に耳を澄ませます。
続いてベートーヴェン作曲ヴァイオリン・ソナタ第3番より第1楽章、第3楽章は、高度な技巧が用いられている曲です。ヴァイオリンとピアノが拮抗したり、呼応したりする様子はとても迫力がありました。
演奏の合間には、曲・楽器の説明や質問コーナーもありました。
「自分はピアノを習っているが、辛くてやめたいと感じる時がある。お二人にもそういう時はありますか。」という質問に対して、「生活の一部になっているのでやめたくてもまた戻ってきてしまう。たとえやめてしまったとしても得たものがきっとあるはず。」とお答えいただき、プロの演奏家の実体験を聞くことができる貴重な機会になりました。
また、演奏会終了後には出演者に駆け寄って「すごく良かったです!」と声をかけてくれた生徒がいて嬉しかったです。
演奏を楽しんでいただくことはもちろん、出演者との交流もあり、思い出に残る時間になったのではないかと思います。
事業課 川上
生徒たちの感想(抜粋)
・私は正直、クラシックについての知識や興味が全く無かったのですが、演奏が始まって鳥肌が立つほど美しい音が聞こえてとても驚きました。
・ひとつの楽器の音色が次々と変わっていくのがすごいと感じました。
・お二人とも演奏に合わせて呼吸しているということに気づいて、呼吸を合わせることで強弱などの緩急をつけやすいのではないかと感じました。私も楽器を演奏するときには呼吸を意識してみたいと思います。
・ヴァイオリンを初めてこんな間近で聴けて新鮮だったし、意外に大きな音が響いて驚きました。
・受験が近づくにつれて気分が憂鬱になってしまうこともあるけれど、リラックスした心地よい気分になれました。これからも、勉強の休憩時間にクラシックを聴いてみようと思います。
・お二人とも幼いころから(演奏を)続けていると知って、私も今やっていることがいつか大人になって誇れるようになるのかと考えると、今やっていることやその時間を大切にしようと思いました。