柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2024年10月20日(日)
【アウトリーチプログラム】目黒区立第十一中学校
目黒区立 第十一中学校 1, 2年生77人
日時:2024年9月27日(金) 14:30~15:30
出演:松原みなみ(ソプラノ)、小林大祐(バリトン)、水野彰子(ピアノ)
【プログラム】
三木露風/山田耕筰:赤とんぼ
北原白秋/山田耕筰:待ちぼうけ
野上彰/小林秀雄:落葉松
新沢としひこ/中川ひろたか:にじ
ショパン:革命のエチュード
ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ
J.シュトラウスⅡ世:喜歌劇«こうもり»より 侯爵様、貴方のようなお方は
オッフェンバック:喜歌劇«天国と地獄»より ハエの二重唱
合唱:《時の旅人》
主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
後援:目黒区教育委員会
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
企画・協力:NPO法人日本声楽家協会
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冷たい雨が降る肌寒い空気の中、第十一中学校に声楽のアウトリーチプログラムに行ってきました。
コンサートの幕開けは松原さん、小林さんの二重唱による《赤とんぼ》。体育館に2人の歌声がやわらかく響きます。小林さん、松原さんそれぞれの日本歌曲の独唱に続いて再び二重唱による《にじ》。この歌は幼稚園や保育園でもよく歌われているため、多くの子どもたちが知っています。歌が始まって間もなく、生徒さんたちの表情やしぐさで「よく知っている懐かしい歌」であるのが伝わってきました。
水野さんのピアノ独奏によるショパンの《革命のエチュード》。ショパンがこの曲にこめた思いに想像をめぐらせながら、演奏を聴いてくれました。
小林さんによる大らかな《オー・ソレ・ミオ》、松原さんによる喜歌劇《こうもり》の中の愛らしいアリアに続き、喜歌劇《天国と地獄》より〈ハエの二重唱〉。お2人の演技付の楽しい歌声でコンサートは終了です。
最後に小林さんの指揮、水野さんの伴奏で2年生が《時の旅人》を合唱。きれいな歌声を聴かせてくれましたが、小林さんと松原さんのアドヴァイスで、さらに美しいハーモニーを奏でていました。
事業課 比留間
生徒たちの感想
・マイクを使っていないのに声が体育館に響きわたっていて、鳥肌が立ちました。
・ムンクの「叫び」のような顔をして声を出す方法や感情表現の仕方など、様々なことを教えてくださりありがとうございました。
・笑い声で歌っていたり、歌の途中でくしゃみをしたり、歌詞の内容に合わせて演出を入れているところが印象に残りました。