柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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2024年10月3日(木)

【アウトリーチプログラム】目黒区立第八中学校

目黒区立 第八中学校 2年生80人
日時:2024年10月3日(木) 14:30~15:20
出演:鵜木絵里(ソプラノ)、小林大祐(バリトン)、大野真由子(ピアノ)

【プログラム】
J.シュトラウスⅡ世:喜歌劇《こうもり》より 乾杯の歌
北原白秋/山田耕筰:待ちぼうけ
シューベルト:野ばら
ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ
ショパン:幻想即興曲
W.A.モーツァルト:アレルヤ
W.A.モーツァルト:歌劇«魔笛»より パパパの二重唱

合唱:《時の旅人》

主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
後援:目黒区教育委員会
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
企画・協力:NPO法人日本声楽家協会
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第八中学校で声楽のアウトリーチプログラムを行いました。

鵜木さん、小林さんの二重唱による《乾杯の歌》でコンサートはスタート。明るく楽しいオペレッタ(喜歌劇)《こうもり》の中でも、ひときわ華やかなメロディー。シャンパンのはじける音が聞こえてきそうです。

小林さんのコミカルな《待ちぼうけ》に続いて、鵜木さんのソロによる《野ばら》。それぞれの歌詞の背景や意味を詳しく説明していただけたので、じっくり味わっていただけたのではないかと思います。

声量豊かな《オー・ソレ・ミオ》に続いて、大野さんのピアノ独奏による《幻想即興曲》。ピアノから真珠の粒がきらきら光りながら、こぼれおちていくような美しい演奏。そして鵜木さんの《アレルヤ》は、ピアノの真珠に続いて今度は声が転がる真珠のようでした。

最後の曲はモーツァルトのオペラ《魔笛》から、かわいらしい〈パパパの二重唱〉。小林さんの「オペラは協力だよ。」の一言から、「おいら、パパゲーノってんだ。」と続き、あっという間にオペラの世界に連れていってくれました。

今年はコロナ禍から5年ぶりに生徒たちによる合唱を聴くことができました。第八中学校は今年度末で閉校し、来年度からは第十一中学校と合併して西中学校としてスタートします。十一中でも八中と同じ《時の旅人》を聴かせていただいたので、2つの学校の歌声が合わさったらどんな合唱になるのかなあ、と想像しながら聴いていました。

事業課 比留間

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