柿の木日記・
アウトリーチプログラム
職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。
2024年11月27日(水)
【アウトリーチプログラム】目黒区立第七中学校
目黒区立第七中学校 1年生92名
日時:2024年11月27日(水)13:30~14:20
出演:荒川“B”琢哉・岡本健太(パーカッション)、畠山啓(ピアノ)、岡本竜太(ベース)
【プログラム】
Muñeca(ムニェカ)
Mis Amigos(ミス・アミーゴス)
目黒区立第七中学校 校歌
El Cumbanchero (エル・クンバンチェロ)
**********************
主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
後援:目黒区教育委員会
**********************
今回は目黒区立第七中学校へ出かけ、アウトリーチプログラムを行い「ラテン・ジャズ」をご紹介しました。
第七中学校は、今回が初めてのアウトリーチプログラム。大きな拍手で出演者をお迎えします。
ご出演は、荒川“B”琢哉さん(パーカッション)、岡本健太さん(パーカッション)、畠山啓さん(ピアノ)、岡本竜太さん(ベース)の4名です。
演奏はもちろん、ラテン・ジャズの歴史についてのお話や楽器の紹介を交えて進行していきます。
荒川さんの「ラテン・ジャズが生まれたところはどこでしょう?」という問いかけに対し、ロシア、ブラジル、アメリカ、スペイン…、社会の授業で習った知識などを巡らせて次々に声をあげてくれました。
今回のアウトリーチで紹介するラテン・ジャズの生まれ故郷は、「キューバ」。ただ、キューバと言われても世界地図のどのあたりか…
世界地図を使って説明していただきました。
次に、ラテン・ジャズの基本になる「クラーベ」のリズムを体験しました。「クラベス」という楽器がありますが、それによって刻むリズムなので「クラーベ」と言われているそうです。ラテン・ジャズの全ての楽曲はこの「クラーベ」のリズムに乗って演奏されるそうです。みんなで「クラーベ」のリズムを刻みながら、出演者のみなさんに〈Mis Amigos〉を演奏していただきました。同じリズムを何度も繰り返すのは難しいですが、一生懸命頑張りました。
次に、校歌をラテンアレンジバージョンで歌いました。歌いなれているものであっても、ラテンの独特なリズムで歌うことにより、自然と身体が動いている生徒もチラホラ見られました。
また、実際に楽器にも触れさせていただきました。
見たことはあっても、実際に演奏してみるという経験はなかなか出来ないものだと思います。普段楽器を演奏したことが無い生徒も、興味を示し積極的に参加しようとする姿を見て大変嬉しい気持ちになりました。
プロの演奏家から奏法を教わり、同じ音や空間を共有できる環境をお届けできるのは、アウトリーチならではだと思います。
アウトリーチプログラムを通して、様々なジャンルの音楽や楽器への興味を持ってくれる子が増えたら大変嬉しく思います。
事業課 香村