柿の木日記・
アウトリーチプログラム

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2024年12月10日(火)

【アウトリーチプログラム】目黒区立五本木小学校

目黒区立 五本木小学校 4年生60人
日時:2024年12月10日(火) 11:30~12:20
出演:荒牧小百合(ソプラノ)、土崎譲(テノール)、古川かりん(ピアノ)

【プログラム】
文部省唱歌/真島圭(編曲):冬景色、雪
ピアポント/真島圭(編曲):ジングルベル
久石譲:『天空のラピュタ』より 君をのせて
メンケン:『アラジン』より ア・ホール・ニュー・ワールド
シューマン=リスト:献呈
シューベルト:魔王
プッチーニ:歌劇《ジャンニ・スキッキ》より 私のお父さん
ヴェルディ:歌劇《椿姫》より 乾杯の歌

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主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
後援:目黒区教育委員会
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
企画・協力:NPO法人日本声楽家協会
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五本木小学校で声楽のアウトリーチプログラムを行いました。
通常アウトリーチプログラムでは、演奏者の近くで聴いていただきたいという思いから、できるかぎり音楽室などのコンパクトな空間で開催しているのですが、とても響きがいい、という理由から、五本木小学校ではあえて体育館で開催しました。

12月ということで《冬景色》《雪》《ジングルベル》と、冬の歌で始まりました。暖房が効いているとはいえ、じっと座っているとやはり冷えてきます。空気からも音楽からも冬の雰囲気を感じてもらえたのではないかと思います。

ジブリとディズニーのアニメ映画から《君をのせて》と《ア・ホール・ニュー・ワールド》。どちらも子どもたちにはなじみのある歌です。

ピアノのソロに続いて、学校からのリクエストに応えてシューベルトの《魔王》です。演奏前に土崎さんから「《魔王》はテノールのための曲ですが、バリトンの方が向いているのではないか、と思っていたのでこれまで歌ってきませんでした。今回リクエストをいただいたので、あらためて勉強してきました。」というお話がありました。説明も演奏も真剣に聴いていた子どもたちから後日「初めてとは思えないほどすばらしかったです」「ピアノが難しいのにすごかったです」という感想文が届きました。

プログラムの最後はオペラ・アリアと二重唱。土崎さんからの「演奏がすばらしいと思ったら演奏者に向かって『ブラヴォー』って声をかける習慣がある」という話を聞いて、ヴェルディの《乾杯の歌》終わりのとてもいいタイミングで、子どもたちが「ブラヴォー」をかけてくれました。

事業課 比留間

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