柿の木日記・
アウトリーチプログラム

職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。

2024年12月16日(月)

【アウトリーチプログラム】目黒区立げっこうはらこども園

目黒区立げっこうはらこども園 ①3歳 19人 ②4・5歳 40人
日時:2024年12月16日(月)①9:40~10:00/②10:30~11:00
出演:ぱんだウインドオーケストラ打楽器メンバー
日比彩湖さん、金子泰士さん、麻生弥絵さん

【プログラム】
★1回目
ドミトリー・カバレフスキー:道化師のギャロップ
手遊び歌 ♪むすんでひらいて ♪ちょうちょ ♪手をたたきましょう
ルロイ・アンダーソン:そりすべり
げっこうはらこども園 園歌

★2回目
ドミトリー・カバレフスキー:道化師のギャロップ
濱口大弥:トライアングラー
ルロイ・アンダーソン:そりすべり
フランツ・グルーバー:きよしこの夜
げっこうはらこども園 園歌

*********************
主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
後援:目黒区教育委員会
*********************

今回のアウトリーチプログラムでは目黒区立げっこうはらこども園へ行ってきました。

1回目は3歳クラスの皆さんです。
クリスマスの飾り付けがされたかわいいお部屋へ大きな拍手で出演者の方々をお迎えします。すでにセットされていた大きなマリンバに、「さっきお外で遊んでいた時に聴こえてきたのはこの楽器の音?」など興味を示している様子がちらほら…

カバレフスキーの「道化師のギャロップ」からコンサートがスタートです。
間近で見るマリンバの演奏に圧倒されているのか、はたまた緊張しているのか、背筋をぴんと伸ばして演奏を聴いています。
演奏が終わると「すごーい!!」と興奮気味の声。

つぎはみんな知っている「手遊び歌」。
「むすんでひらいて」や「ちょうちょ」などをメドレーでお届けしました。
音楽に合わせて手でちょうちょを作って動かしてみたり、グーパーしたり…

良く知っている音楽ですが、マリンバの音色で聴くことは初めてで新鮮でした。

そしてクリスマスといえば「そりすべり」!
園にある鈴をお借りして、鈴の持ち方・たたき方を教えてもらってから、
演奏に合わせて元気に鈴を鳴らして共演です!

つぎに演奏を聴くのは4歳、5歳のクラスの皆さんです。
スタートは「道化師のギャロップ」で同じなのですが、1回目のみなさんとはまた違った反応があり、
演奏者の3人がポジションを入れ替わり演奏しているところで歓声が上がりました。

演奏している3人を見ているとまるで身体から音を奏でているようにしなやかで見惚れてしまいました。

そして今回はトライアングルの披露も…!
一個の楽器からさまざまな音が奏でられる技術は圧巻でした。

こちらのクラスは楽器に対して興味津々で、たくさんの質問が飛び交いました。

この大きなマリンバはなんとメンバーの彩湖さんの私物で、マリンバを解体して車に乗せ、ご自宅から持ってきてくださったそうです。解体できること、乗用車での持ち運びが可能なことにみなさん驚いている様子でした。

質問コーナー

このクラスの「そりすべり」では
鈴の音を大きくしたり小さくしたり、1回目のクラスよりも少しレベルアップした内容でしたが、子供たちの鈴の音以外にもカホンやウィップなどの打楽器が演奏に加わり、思わず体をゆらしたくなるようなクリスマスらしい、楽しい楽曲になりました。

そしてもう一曲、「きよしこの夜」。

マリンバはマレットと呼ばれるバチを使って演奏するのですが、マレットにもやわらかい物や硬い物など種類があり出る音色も変わるそうです!
今回演奏していただいた「きよしこの夜」は、そんなマリンバの特性を生かした演奏で、柔らかくきらきらした印象でした。

最後にみんなでげっこうはらこども園の園歌をうたって今回アウトリーチプログラムは終了です。
クリスマスの時期にぴったりな楽曲もお聞かせいただき、とても楽しいアウトリーチでした。

終演後はマリンバの裏側がどうなっているのか
特別にのぞかせてもらいました‥!!

出演いただいたぱんだウインドオーケストラの打楽器メンバーの皆さん
ありがとうございました!

インターン 小林

この情報を家族や友達とシェアしよう!

https://www.persimmon.or.jp/blog/outreach/2024121614121963230.html