柿の木日記・
アウトリーチプログラム

職員がホールでの日々のできごとや、
アウトリーチプログラムなどについての
情報を発信しています。

2024年12月23日(月)

【アウトリーチプログラム】目黒区立向原小学校

目黒区立 向原小学校 2年生80人
日時:2024年11月19日(火) 13:55~14:55
出演:藤井冴(ソプラノ)、小林大祐(テノール)、大野真由子(ピアノ)

【プログラム】
武島羽衣/瀧廉太郎:花
三木露風/山田耕筰:赤とんぼ
新沢としひこ/中川ひろたか:にじ
小黒恵子/平井康三郎:うぬぼれ鏡
林望/伊藤康英:あんこまぱん
ショパン:幻想即興曲
ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ
プッチーニ:歌劇《ジャンニ・スキッキ》より 私のお父さん
オッフェンバック:喜歌劇《天国と地獄》より ハエの二重唱
合唱:《かならずかならず》

主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
後援:目黒区教育委員会
協賛:公益財団法人北野生涯教育振興会
企画・協力:NPO法人日本声楽家協会
*********************************

向原小学校で声楽のアウトリーチプログラムを行いました。

日本の歌からコンサートがスタートです。滝廉太郎の《花》では、美しい二重唱に乗せられた詩が描く春の様子が頭に浮かび、《赤とんぼ》で一気に景色が秋に変化します。
続いて演奏された《にじ》は幼稚園や保育園で大人気の歌。2人の演奏に合わせて口ずさんでいる子どもが何人もいました。《うぬぼれ鏡》では、演技をしながら歌う藤井さんの様子を見た子どもたちの、はにかむ様子がかわいらしくて、たまりませんでした。

小林さんの歌う《あんこまぱん》は、どの学校でも大人気。子どもたちがにこにこ笑いながら聴いてくれました。
そして、いつもすばらしいピアノのソロを聴かせてくれる大野さん。真珠のきらめきのような《幻想即興曲》が印象的でした。

 

プログラムの最後は喜歌劇《天国と地獄》から〈ハエの二重唱〉。衣装をつけ、演技付きの演奏に、子どもたちは大興奮でした。

演奏後に行われた合唱指導では、小林さんの指揮に合わせて子どもたちがすてきな歌声を聴かせてくれました。

出演者が学校に到着した時、昨年小林さんの演奏を聴いた6年生が、廊下で声をかけてくれました。「小林さんですよね?《あんこまぱん》の?」。しっかり覚えていてくれた6年生からの声掛けに、照れくさそうにしていた小林さんの表情が印象的でした。

事業課 比留間

この情報を家族や友達とシェアしよう!

https://www.persimmon.or.jp/blog/outreach/2024122317064863104.html