公演情報

主催・共催公演

〈フレッシュ名曲コンサート〉太田弦×中野りな×東京交響楽団

公演概要

若手演奏家をソリストに迎えて贈るフレッシュ名曲コンサート。

今回は、2022年の仙台国際音楽コンクールで史上最年少の17歳で優勝、さらに聴衆賞を受賞し大きな注目を浴びているヴァイオリンの中野りなが登場します。
指揮は若くして国内の多くのオーケストラからの信頼を得ている太田弦、オーケストラは意欲的な活動を展開しクラシック界を牽引する東京交響楽団。この組み合わせ、当ホールでは溌溂としたベートーヴェンの交響曲第7番で喝采を浴びています。今回もまさしく名曲と言えるプログラムをどのように聴かせてくれるのでしょうか…どうぞご期待ください。

公演日
2024年3月16日(土)
会場
めぐろパーシモンホール 大ホール
時間
14:15開場/15:00開演

《ウェルカムコンサート》
14:30~大ホールステージにて東響メンバーによるミニコンサートを開催します。
料金

全席指定

S席
4,000円
A席
3,300円
学生
1,000円

※中学生以上の学生券購入者は、入場時に学生証をご提示ください。
※車椅子席(一般4,000円、学生1,000円)はホールチケットセンター電話、窓口のみ取り扱い。

公演詳細説明

Program

シベリウス|交響詩「フィンランディア」
シベリウス|ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
チャイコフスキー|交響曲第5番 ホ短調 op.64

出演

太田弦Ai Ueda

〈指揮〉太田弦 Gen Ohta, Conductor

1994年北海道札幌市に生まれる。幼少の頃より、チェロ、ピアノを学ぶ。

東京芸術大学音楽学部指揮科を首席で卒業。学内にて安宅賞、同声会賞、若杉弘メモリアル基金賞を受賞。同大学院音楽研究科指揮専攻修士課程を卒業。
2015年、第17回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で2位ならびに聴衆賞を受賞。

指揮を尾高忠明、高関健の両氏、作曲を二橋潤一氏に師事。山田和樹、パーヴォ・ヤルヴィ、ダグラス・ボストック、ペーター・チャバ、ジョルト・ナジ、ラスロ・ティハニの各氏のレッスンを受講する。

これまでに読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、群馬交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団などを指揮、今後さらなる活躍が期待される若手指揮者筆頭。

2019年4月から2022年3月まで大阪交響楽団正指揮者を務める。
2023年4月より仙台フィルハーモニー管弦楽団 指揮者に就任。
2024年4月からは九州交響楽団の首席指揮者に就任予定。

中野りな(C)kisekimichiko

〈ヴァイオリン〉中野りな Lina Nakano, Violin

2004年生まれ、東京都出身。3歳よりヴァイオリンを始め、桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室にて森川ちひろに学ぶ。2015-2019年には毎夏ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミーにてポール・ロチェックの指導を受ける。
桐朋女子高等学校音楽科を卒業後、2023年4月より桐朋学園大学「ソリスト・ディプロマ・コース」及び、9月からはウィーン市立芸術大学にも在学。現在、辰巳明子、カルヴァイ・ダリボルに師事し研鑽を積む。ローム ミュージック ファンデーション2023年度奨学生。2023年度江崎スカラシップ奨学生。

2014年、第68回全日本学生音楽コンクール東京大会(小学校の部)優勝、及び津田梅子記念音楽賞受賞。
2015年若いヴァイオリニストのためのアルテユール・グリュミオー国際コンクール(ベルギー)カテゴリーA第1位・グランプリ。
2018年第72回全日本学生音楽コンクール(中学校の部)優勝。
2019年第3回若い音楽家のためのモーツァルトコンクール(中国・珠海)優勝。
2020年第7回アリオン桐朋音楽賞受賞。
2021年第90回日本音楽コンクール優勝。併せて岩谷賞、レウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞、増沢賞を受賞。
2022年第8回仙台国際音楽コンクールにおいて、史上最年少の17歳で優勝、及び聴衆賞を受賞し大きな注目を浴びる。

これまで、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、セントラル愛知交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、ザルツブルグ・チェンバー・ソロイスツ等と共演し、好評を得ている。

テレビ朝日系の人気テレビ番組「題名のない音楽会」に期待の若手アーティストとして出演を重ねるなど、メディアでも注目されている。

  • 使用楽器:一般財団法人ITOHより貸与されている1716年製のアントニオ・ストラディバリウス。

東京交響楽団T.Tairadate

〈管弦楽〉東京交響楽団 Tokyo Symphony Orchestra

1946年創立。サントリーホール、ミューザ川崎シンフォニーホール、東京オペラシティコンサートホールで主催公演を行い、文部大臣賞など日本の主な音楽賞の殆どを受賞。新国立劇場のレギュラーオーケストラを務めるほか、川崎市、新潟市と提携した演奏会やアウトリーチ、「こども定期演奏会」「0歳からのオーケストラ」等の教育プログラムや海外公演も注目されている。さらに日本のオーケストラとして初の音楽・動画配信サブスクリプションサービスや、電子チケットなどITへの取組みも音楽界をリードしており、2020年ニコニコ生放送でライブ配信した無観客演奏会は約20万人が視聴、2022年には史上最多45カメラによる《第九》公演を配信して話題となった。近年は、音楽監督ジョナサン・ノットとともに日本のオーケストラ界を牽引する存在となっており、《サロメ(演奏会形式)》は音楽の友誌「コンサート・ベストテン2022」で日本のオーケストラとして最高位に選出された。

HP http://tokyosymphony.jp/

メッセージ 〈財団情報紙 ART LETTER vol.86 掲載〉

太田弦〈指揮〉

この度のフレッシュ名曲コンサートで指揮を務めます太田です。
前半のシベリウスの協奏曲には、ご活躍著しい中野りなさんをソリストにお迎えします。
パーシモンホールの素晴らしい響きの中でどのようにシベリウスを演奏して下さるのか、私自身とても楽しみです。
そして後半では、信頼する東響の皆様とチャイコフスキーの5番を演奏します。
変わった曲目や急な代役での登場でもいつも温かく迎えて下さり、素晴らしい演奏をして下さる東響さんと、王道プログラムを演奏出来ることを嬉しく思います。
ぜひ会場に足をお運び下さいますようお願い申し上げます。

中野りな〈ヴァイオリン〉

今回のフレッシュ名曲コンサートへの出演、とても嬉しく思っております。
演奏させていただくシベリウスの協奏曲には、ヴァイオリニストを目指していた彼自身の「ヴァイオリン」への思いが込められ、その魅力が十分に引き立つように作曲されているように思います。オーケストラが大地のように存在し、その中をヴァイオリンが生き物のように駆け巡り、美しい旋律を奏でていきます。
そして、音楽全体からは、シベリウスの出身地である「フィンランド」の自然が感じられます。
それらのイメージと共に、この作品の魅力を少しでもお届けできればと思います。
指揮の太田弦先生、そして東京交響楽団様とご一緒できること、そして、皆さまと会場でお会いできることをとても楽しみにしております。

チケット販売

発売日
2023年8月31日(木)10:00
お取扱い

めぐろパーシモンホールチケットセンター

インターネット
チケット購入へ
電話予約
03-5701-2904(10:00-19:00)
窓口で購入
めぐろパーシモンホール
チケットセンター窓口
(地下1階ホール受付 10:00~19:00)
チケットぴあ

https://t.pia.jp/
(Pコード:249-478)

イープラス

https://eplus.jp/

ローチケ

https://l-tike.com/
(Lコード:31560)

******< 託児サービス>******
対象:1歳~6歳の未就学児
託児料:無料(先着順)
申込先:めぐろパーシモンホールチケットセンター
TEL 03-5701-2904
※申込はチケット発売日以降。公演日の2週間前までにお申し込みください。

その他注意事項

主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団/公益財団法人東京都歴史文化財団 東京文化会館
企画協力:東京オーケストラ事業協同組合
協力:仙台国際音楽コンクール事務局

注意事項

  • やむを得ぬ事情により、出演者・曲目などが変更になる場合がありますのでご了承ください。
  • 一度お求め頂いたチケットは、公演中止の場合を除きキャンセルできません。
  • 駐車場の台数が少ないため、ご来館には公共交通機関をご利用ください。
  • 未就学児の入場はご遠慮ください。